コミュ障の闘う相手は自分
2月は28日までしかないので、今日26日なので、2月ももうあと3日。
1月は来る月、2月は逃げる月、3月は去る月とはよく言ったものだ。
逃げられる前に何か残しておきたいと思い、今日も飽きずに、日々の日課である読書で、心が動いた場面をアウトプットしておきたい。
これに付き合わされる身にもなってくれ。というほど、見られているnoteではないので、気楽に書いていきたい。
前置きになってしまうが、今日の勤務の帰り道で、流し見をしていたテレビの番組で、番組一の読書家のタレントさんが、角田光代さんにインタビューする場面を偶然拝見した。
そのタレントさんは、ホントーに好きで、角田さんの話しているのが、とても嬉しそうだった。ディレクター的にはもっと引き出してくれよ、と思うくらいの私情がモロに伝わるインタビュー。
でも、見ている側には、少なくとも私は、そういう感情の入ったインタビューの方が、心を動かされるなと思っている。
北京オリンピックのインタビューはあまり見れたもんじゃないなと。涙を誘う聞き方をしていたので、なんだかなと思ってしまった。
話を戻すが、その人にしか出せない言葉や感情もそのまま出した方が、気持ちが動かされることが多い。世間体や役割を重視してしまうと、あなたにしかできない仕事ができない。
あなたにしかできないことの一つは、「あなたの心はどう反応していますか?その心に素直な言葉で伝える」だと思う。
角田光代さんにインタビューしたタレントは最後の一言を
「今日は出会ってくれてありがとうございました」
聴いていて、とても気持ちがキレイになるインタビューでした。
さて、読書感想と題しているのに、結局前段が長くなってしまった。
最近読んだ本は、「コミュ障だった僕を激変させた公務員の伝え方の技術」です。
著者の牧野裕樹さんは、役場で働く公務員をしながら、落語家としても活躍されている方です。
落語家なのに、コミュ障?
いや、
コミュ障だから、落語家になった?
が順番としては正しいのか。
自分の苦手を逆に強みにできる、精神力も努力を人一倍お持ちの方なのだろうと推察する。
私もコミュニケーションで、もやもやしている、コミュ障の一人である。勝手にそう思っている。
言いたいことが言えない。
言っているつもりでも伝わらない。
伝えたつもりで行動までつながらない。
もやもや、もやもや。
その根源は、「自分の自信の無さ」だと、この本を読んで思った。
この本は、自分自身こんな努力をしてきた、こんな法則があると気づけた、をまとめた本である。
分かりやすい伝え方7つ、納得させる伝え方7つ、相手を動かす伝え方9つをまとめている。
この努力や法則をまとめていることが、自分の自信を高めることに繋がっていると考えている。
伝え方に関して、みんなも少なからず努力や工夫をしていて、それをスルーしている、言語化していないことで、自分への無力感に苛まれ、自信を蝕んでいるのではないか。
つまり、コミュ障を激変させるために、伝え方に関して、今自分が行っていることをアウトプットしよう。これで自分への自信が高まり、「自分ってそんなにコミュ障じゃないかも」と思えると思うのだ。
この本を読んで、徐々に自信をつけていったんだろうなということが、ヒシヒシと伝わってきた。
結果、話し手の最高峰、落語家にまでなっているわけで。
この事例を生かさない手はない。
せっかくnoteというアウトプットの場をいただけているので、自分も伝え方で努力したこと、工夫したことをアウトプットしよう。
そして、工夫したことを構造化できたら最高だ。
目標は「自分も案外、伝え方について努力してんじゃん」と自信をもてること。
やると言ったらやるのだ。