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映画鑑賞 煙草と文化

最近、雨予報が多く、外で活動したい私としては、不自由な部分がある。
自然のことなので、仕方がない。自然を使わせてもらって遊んでいるので、自然のありがたさは感じているが、雨だとなかなか楽しめないのが、こりゃ考えものだなと。雨でも楽しめるアウトドアってないものなのか。

仕方なく、録画を子どもと一緒に見ることにしよう。それもきっと悪くないはずだ。

さて、勝手に自分で決めた夏休みの時間があるときにやろうと決めた一つ。5本映画を見ること。

SPY×FAMILYを見るために課金したNetflix。(パートナーが課金、私の懐は痛まない笑)このNetflixを活用して、昔ながらの映画を見てみよう!と勝手に決めた。

鑑賞した映画は、以下の5本。

①キングダム(2019年公開)
②キングダム2(2022年公開)
③Stand by Me (1986年公開)
④ショーシャンクの空に(1994年公開)
⑤Back to the Future(1985年公開)

なかなかミーハーな自分がいるなと自己分析。王道中の王道を見てしまったなと、笑

キングダムは、「将軍になるためには、希望や武力が必要でそこを突き詰めるが、それだけでは足りないことに気付き、目を輝かせる」主人公がとても印象的だった。

Stand by Meは、「青春映画で、人生を変えるような旅に出て、経験するわけだが、その仲間とは年を重ねる中で、疎遠になる。しかし、心に仲間との経験はいつまでも残り続けるものだ」というメッセージを受けた。

ショーシャンクの空に、は、「冤罪で刑務所生活を送る中でも、希望を捨てずに生きていく。どんな苦境でも希望は捨てない。」で脱獄をしてしまうわけだが、道徳心との葛藤が生まれる。それを乗り越える、「希望の重要性」を訴えかけられた。

Back to the Futureは、「爽快な映画。主人公の格好良さとドクの好奇心がマッチングする感じ。スケボーとロック、アインシュタイン、一見混ざらなそうな事柄が惹きつけ合うところが、爽快さを生み出している」と感じる。

いやー見てよかったなと思う。理由は、自分の生きている世界、世界観は、ごくごく一部だと気付かされるからである。もちろん、映画に出てくる世界を生きるわけではないけれど、「自分だったら」という視点で見ることで、ドキドキ感がドバッと湧いてくる。間違いなく、一瞬で死んでしまうだろうな。笑
そして、今自分の体が、ここ・この瞬間にあることの幸せ感がとても生まれてくる。
それと同時に、生ぬるい世界を生きているのだとも感じる。勝負をしているのだろうか。
安定と向上の葛藤を受けるが、この心の揺れが若干心地良くも感じる。完全にMっ気が滲み出ている。

最後にタイトル回収。特に③〜⑤の映画の描写で出てくる「煙草」。格好良さの象徴だったように思う。煙草の一つを吸っていないと、文化の流れが取り残される感じ。
令和の時代で言う、スマホかな。
煙草は、コモディティ化されて、選択肢の一つ。若干、肩身の狭い立ち位置。
今では、「お酒」がそうなりそうだなと。

文化と煙草は、時代を表していて、いつか煙草も淘汰される(そこまではいかないか)のかなと思うと寂しくもなる。全然、愛煙家ではないですが。笑

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