『ベトナム人のSNS事情』

ベトナム人が連絡を取る手段としていちばん身近なものはZalo。これは日本で言うLINEのような立ち位置で、スタンプの種類にもやや国のセンスが出ているように感じます。

そして、人気のコンテンツと言えばやはりFacebookとYouTube。
これは国民の平均年齢の差も大きく影響しているようでFacebookは様々なソーシャルメディアの中でも古くから浸透しているため日本でも比較的高い年齢層も利用しているイメージが強いです。

ここ数年は日本の会社の面接などでSNSをやっているか？などの質問もよくあるそうで一個人の趣味の範疇を超えた見方もされるのはちょっとした緊張感がある気もします。

日本人の平均年齢が46歳でベトナム人の平均年齢も毎年少しずつ上がっていると言えど31歳で、平均年齢に15歳も差があればソーシャルメディアへの関わり方もだいぶ変わってくるのは当然です。
ただ、やはりベトナムに住んでみて感じるのは日本の若者はInstagram利用率が高いけれど、ベトナムは老若男女問わずFacebookが圧倒的に人気があるということ。単純に投稿した写真への賞賛を待つだけでなく、引っ越し先を探したり、仕事を見つけたり、買い物をしたり、お昼ご飯を注文したり、より生活に密着したFacebookの使い方をしているイメージが強いです。

「買い物は女性の場合は欲しい物を見つけてもその後ネットサーフィンして品質や値段を他のサイトとしっかり比べてからベストなサイトで購入する人が多いけど、男性の場合は欲しい物を見つけたら割とそのままFacebookで買ってるよ」と教えてくれたのはMCVのベトナム人女性社員のタヒ。
ちなみにタヒはベトナムの若者には珍しくFacebookはほぼ利用しないらしいですがマーケティング事情に詳しいのでありがたいです。

MCVがFacebook Watchとのサービス提携をはじめたのもベトナム国内で5番以内とかなり初期からのお付き合いで協力関係にあるため、MCVのロビーにはFacebookのマークもしっかりデザインされています。その辺、「ぬかりないなMCV」という印象。笑

気になるベトナム人のあの子ともっと仲良くなりたいあなた、まずはFacebookであの子の好みを探ってみてはいかがでしょうか。

そんなわけで、MCVのYouTubeチャンネルを見て、一緒に番組作りたい！と言う方いらっしゃったら是非ご一報ください。

事業開発・映画配給担当 (岡本)
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