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ストーンズ新作、ポールマッカートニー参加秘話
10月20日に18年ぶりにリリースされる、ローリングストーンズのニューアルバムが「ハックニーダイヤモンズ」!👅
今年の2月、この新作に元ビートルズのポールマッカートニーとリンゴスターが参加しているというウワサが世界を駆け巡りました!
リンゴの参加はガセネタだったみたいだけど、なんとポールは新作でベースを演奏!1960年代デビュー当時から、ライバル関係で歩んできたビートルズxストーンズの歴史的コラボ!ってことで、音楽界も大注目〜‼️らしい。
ポールが参加しているのは、アルバム4曲目の「Bite My Head Off」
曲はパンク調で、ポールは歪まくりのベースを弾いてる🎸と
ストーンズのパンク⁉️ポールの歪んだベース⁉️さっぱり予測がつかない‼️😛
ミックジャガーは、今回ポールが参加していることについて「歴史的」であることを認めながら、こんなふうに語っています。
(プロデューサーの)アンディとLAで3週間レコーディングをする予定にしてた。途中でアンディが「言ってなかったんだけど、この週にポールとの予定があるんだ。これだけは断りきれなくて」と言ってきたから、「まだ時間もあるし、レコーディングも進んでるし、俺らはオフにしよう」と言った。そうしたらアンディが「この日ストーンズのレコーディングにポールを呼ぶのはどうかな」と提案してきて「それはいい案だ」と言ってやることにした
ポールと歌ったことはあるけどベースを弾いてもらったことはなかったからどんな風になるかわからなかった。パンク風の曲だしどうなるかなと思ったけど、彼はすごくロックして、楽しんでくれた。ポールはすごくロックして、楽しんでくれた。「バンドで演奏するのがすごくいい」って言ってたよ、「バンドが楽しい」って。
みんな一緒の部屋でレコーディングした。俺がギターを弾いて、キースもギターを弾いて、ポールがベースを弾いて。楽しかったし、リラックスしててすごく自然だった。すぐに仕上がったよ。
ポールはやっぱすごい
この時の状況について、キースはこんな風に語っています。
ポールも同じ街(LA)にいたんだよ。俺らも彼を遠ざけることはできなかった。ビートルズの一人を自分たちの曲に使えるなら、やるしかないだろ。ポールは一緒に演るのにとても愛想のいいやつだし、ずっと友達だよ。
もしもって考えると、ジョンレノンもジョージハリスンもストーンズに馴染むのにそこまで支障はなかったんじゃない。俺らは同じ世代だし、同じ音楽を聴いていた。ビートルズを初めて聴いた時、俺たちが好きな曲を好きな他のイギリスのバンドがいると思って安心したんだ。数ヶ月のうちに、そうした曲が王道になった。
キースは別のインタビューでも
60年代にもジョンとポールと演ったことがあるし特別なことじゃないよ
と語っていますし、ミックも
ジョンとは仲が良かった。彼はすごく楽しくてウィットに富んでて頭もよかった。ポールともずっと友達だしメールを送ったり連絡は取り合ってるよ。
とメディアが伝えてきた「ライバル関係」というよりも、「同時代を過ごした仲間」とのコラボであることを語っています。
実際のところ、ポールと最も仲のよいストーンズのメンバーはロニーウッドで、過去にはロニーの番組に出演したり、時々食事もしに行く仲。今回ストーンズ新作でポール参加のきっかけを作ったプロデューサーのアンドリューワットも、昨年ポールがロニーに紹介した(ミックも別ルートでコンタクトしていたけど)そうです。
ファンはご存知の通り、ストーンズのデビュー曲はレノンマッカートニー作品ですし、ストーンズの「We Love You」にジョンとポールが参加したり、ビートルズの「All You Need Is Love」にミックが参加したり、アルバムやシングルの発売日も重ならないように調整していた関係なので、本人たちにとってはメディアが作ってきた対立構造を越えて、自然にコラボできる時代が来たというところなのでしょうか。
でもやっぱり、この実現に一役かってくれた売れっ子プロデューサー、アンドリューワットに感謝❣️リリース日が楽しみです😘