引越し嫌いの引越し物語〜ギャル不動産編〜
※後半に喫煙の描写があるので苦手な方は戻ってね※
引っ越しが嫌いなので、人生で引っ越しというものをなるべくしないように生きてきた私の引っ越しについて少し述べてみます。
不動産屋さんの担当して下さった方が強烈に記憶に刻み込まれたので残してみようと思った次第です。
引っ越しベテラン勢の方からすればあるあるなのかもしれないけれど、如何せん経験が少ないもので面白い出来事として残ってるんですよね。
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というわけで、引っ越しました。
力持ちの知人の協力を得て、忙しいスケジュールの合間を縫ってもらい、2日に分けてやっと新居に荷物を運びきったのが昨日。
段ボールの壁に囲まれたまま、今日は仕事だったので慣れない電車を乗り継いで、そこそこ精神すり減らしてようやく一息ついてるところ。
趣味が引っ越しと言う人がいるけど、素直に尊敬する。
いろんなところに足を運んで、いろんな契約して、いろんなところから電話が来て、荒れた部屋を片付けて、荷造りして、引っ越したらまた荷解きをして、…私の苦手フルコースみたいな手順を次々と計画的に進めなければならない。この 計画的に ってところも私の苦手ポイント。
自発的に引っ越そうと思って引っ越しをしたことがなく、過去に仕事の都合で1度だけ引っ越しをしただけ。
それで3年と少し住んでいたのが前のアパート。
今回もまさかこのタイミングで引っ越すとは思っていなかった。
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少し前に管理会社からお便りが届いた。
お住まいのアパートは建物の老朽化が進んでおり、災害時等にはたこみ様の生命にも危機が及ぶ可能性がございますためアパートの取り壊しを予定しております。つきましては以下の電話番号へご連絡を…
みたいな。
そんなにヤバかったのこの物件!??
たまにあるみたいですね、取り壊しに伴う引っ越し。まさか自分の身に降りかかるとは……
築年数はそこまで激古では無いものの、確かに外装はボロいし、車が通ったり共用部を人間が歩くだけで結構揺れる。
内装はリノベーションがなされていて結構綺麗だったんですけどね。
管理会社の方に電話をかけたところ、直接会ってお話ししたいと。数日後、近所のデニーズでお話しした。これが9月初旬。
話した内容を要約すると、
・年明け過ぎにはアパートの取り壊しが決まっている
・年内を目処に引越しをして欲しい
・引っ越し先の初期費用、引っ越しの運搬料金は全負担してくれる(うれしい)
・どうせ取り壊すので同意書にハンコだけ押してくれれば不用品は置いていっていいよ(ありがたい)
前述の通り、私は引っ越し嫌いなのでなるべくなら同じ家にずっと住んでいたい。けれど、今回は金銭面の負担はそこまで心配しなくてよさそうだし、不用品も置いてっていいのでだいぶ条件がラッキーすぎるな…ということで引っ越しヤダなという気持ちがちょっとだけ和らいだ。
とはいえ年内かぁ。
私の職業は12月が繁忙期。11月からそこに向けて色々準備が重なるので仕事の負担が多くなってくる。
となると10月中かぁ?
急だなぁ、まとまった休みもほぼないし今からじゃ取れないし、既に決まっているシフト制の仕事の合間に進めるのかぁ大変だなぁ…
とか思いつつ(腰重すぎ!)
まずは引っ越し先を決めないと。と、数日後に不動産屋さんに行った。
初めに対応してくれたのが、ベテランギャルみたいなおそらく年上の女性。
今回の引っ越しの経緯や、初期費用は全負担してくれることなど初めにお話ししたところ
「えっやばめっちゃラッキーじゃないすか!?うらやまし!!」
えっやばめっちゃギャルぢゃないすか。
とか思いつつ嫌いなノリじゃない。
その方は担当ではなかったらしく、少しして本チャンの担当の方がオフィスに戻ったため先輩ギャルから引き継ぎ対応を代わられた。
最初のベテランギャルよりちょっと若いギャル。
最近初めてエクステを付けて髪の扱いに困っているらしい。
後々気づいたんだけど腕のタトゥーをサージカルテープで雑に隠してる。(※私はタトゥーに偏見はないです、ないけど隠し方が結構雑で愛おしさすらあった)
というわけで世間話も交えつつ、私のわがままに合う物件をどうにかこうにか探してくれた。
ギャル「たこみさんてタバコとか吸います?」
物件によってはタバコダメとかあるもんね、うんうん。
わたし「電子は吸います。アイコスを。」
ギャル「私もアイコスですー!えーめっちゃうれし!!オソロ!!」
オソロだった。(物件探しとは関係なかった)
そんなこんなで厳しめの条件を出しつつも何件か候補を出してもらって、その中でも良さげな1件を内見しに行った。
結論、そこに引っ越すことになった。写真で見た通りで特に問題もなく、サラッと内見を済ませてココにしますと伝えた。
ギャル「たこみさん、とりあえず1本吸いません?」
ウケる。内見の後タバコに誘われることあるんだ。
近くの喫煙所に移動して一服しながら今後の手続きのことや彼女のペットの話、旅行に行きたい話など含め色々話し(を聞かされ)た。
彼女曰く、内見後は気持ちが昂っていたり期待感が高まりすぎていたりすることがあるから、喫煙者には一旦頭冷やして落ち着きましょうという意味を込めて内見後に必ず一服にお誘いするんだそうだ。
「だから私最初にタバコ吸うかお客様に確認するんですよねー」
みたいなことをギャル口調で軽く語られた。
そういうわけだったのか。(???)
なんだか妙に納得してしまった自分がいた。
彼女なりの仕事論、テクニックなのか…?
というわけでギャルにはその後の手続きなど大変お世話になりました。
今の管理会社のおじさんと、ギャルに挟まれながらお金のことや入居のこと退去のこと連絡取り合いながら。
結構バタバタだったけど、面白楽しく進められました。
写真は内見後に最寄りのドトールで一服した後外に出たらとんでもねぇゲリラ豪雨で軒先から出られずビチョビチョになった私の足です。
とりあえず、普段接することのない人と、面白楽しく引越し手続きを進められたなという思い出の話でした。ギャルっていいよね!
こんなとりとめのない話で大丈夫なのかnote???
引っ越しやこれまで住んでた家や土地にまつわるお話はもう少ししていこうと思います!
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