仕事の価値
私の仕事。
大きく、実務畑を歩く人とコンサル畑を歩く人に別れます。
本当は、コンサル畑を歩きたかったのですが、1度実務畑を歩き始めると、なかなか抜け出せません。
なにしろ、実務の方が、圧倒的に人手不足。
1日中机に張り付いて、細かい事務作業に追われます。
この仕事、かなりストレスフル。
正確な仕事をしても、それが当然で、全く評価されません。
一方、コンサルタントはお客さんに滅茶苦茶感謝されて、報酬も高め。
お中元やお歳暮もジャンジャンやって来ます。
実務は、誰でもできる仕事と思われているため、仕事の価値は低く評価されているのです…。
お客さんから贈り物を頂くことは、滅多とありません(笑)。
コンサルタントの腕の見せ所は、世の中で何らかの変化が起こりそうになった時にやって来ます。
変化が起こってからでは、遅いのです。
来るべき変化が、どの様に皆の生活に影響を及ぼすのかを予測し、その見通しを的確な言葉で表す。
情報収集能力も必要。
しかし、多くのコンサルタントが、平凡なまま。
世の中で変化が起こった後に、それについての解説をする様では、報酬額が限られて、売れっ子にはなれません。
私の知っているコンサルタントで、優れた人がいるのですが、残念なことに、売れっ子ではありません。
彼は、どちらかと言うと、非社交的。
おしゃべりも真面目すぎて、睡魔が襲って来る始末(笑)。
(カリスマ性が、イマイチかもね…)
コンサルタントには、人気も必要。
やはり、突出した何かだけでは駄目で、総合力も必要なのでした…。