消えない不安

今日は、本屋さんへお出かけ。

今回の転職劇を経て、気分はモヤモヤ。

ストレスが溜まると、なにがしかの勉強を開始するというのが、私のパターン。

今度は、英語。

学生時代、決して苦手ではなかったのですが、父を見て、挫折。

｢あんなレベルには、到達できないモンね！｣

父の背中を追うなんてことは、初めから諦めの境地。

英語の他にも、数学的才能・芸術的才能・運動能力、人間力等、父には敵わないものばかり…。

ある日、ふた回り以上年上の友人に、言われました。

｢ダメじゃないか！｣

｢（お父さんの）背中を追いかけなくっちゃ！｣

（そう、言われてもね…）

とりあえず、ある国家資格を取得して、個人経営の士業事務所で働いていたところ、業界の内情に絶望。

（もう、暴君のお世話は懲り懲りなのだ！）

今回の転職へと繋がったのでした…。

転職に際して、キャリアチェンジも考えたのですが…。

今の職業以外の選択肢は…。

宅建士・経理・少し経路の違うところで、登録販売者等。

ドラッグストアで登録販売者の求人広告を見るも、収入は、大幅ダウン。

知り合いの薬剤師さんからは、｢コンビニのスタッフと仕事内容はあまり変わらないから、（登録販売者は）やめておきなさい！｣と言われてしまいました。

不動産業界にいた友人も、首をブンブンと横に振ります。

｢あんな、切った貼ったの世界、やめておきなさい！｣

結局、事業会社で、今までの経験を活かして働くことに…。

内定通知書には、専門職採用である旨が記載されていました。

そして、驚いたことに…。

働く業界を変えただけで、収入は、大幅アップ。

今まで、自分の仕事にちっとも誇りを持てませんでした…。

士業事務所の中で行われている事と言えば、騙して人を採用したり、お客さんに怪しげな提案をしたり、パワハラ・セクハラ当たり前みたいな、目も当てられない様な事ばかり…。

やっと士業から卒業しても、不安は尽きません。

収入に繋がりそうな何かを追い求める症候群は、しばらくの間続きそうなのでした…。