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世界のインフレを根絶するReserve projectを解説

こんにちは、M です。


今回はハイパーインフレーションが起きている国を最優先にプロジェクト・プロダクトの普及を展開している Reserve(リザーブ)について解説します。


Reserve(リザーブ)について調べてみると世界のハイパーインフレーション
で苦しんでいる国に対して、プロダクト・サービスを提供してその国を助ける救世主のようなプロジェクトであると分かります。


ハイパーインフレーションは、主に国家の財政が悪化し破綻の傾向が起きた時、国が発行している通貨の供給量が増えて価値が薄くなり、通貨そのものに信用危機が陥っている状態であり、サービス及びモノの価格が急上昇する事を指します。


著しいインフレが起こることは、国の信用が欠落してしまい、物価上昇によって普段買えていたものが急に買えなくなるなど生活にも支障をきたすことになるため、人の気持ちにも余裕がなくなり犯罪や事件が多発するなど国として維持出来ない事態になります。


そのような現状を解決するために立ち上がった Reserve(リザーブ)ですが、ミッションは、仲介者が悪用・制御出来ず通貨の発行体である国や銀行に打ち負ける事のないような Network 参加者で管理する分散型の安定したコイン(通貨)の発行です。


世界を見渡せば圧倒的な地位を確立している米ドルが世界の基軸通貨ですが、暗号資産業界では、米ドルを基軸とした USDT・USDC・PAX など多くのステーブルコインが誕生していますね。


Reserve(リザーブ)は、主にハイパーインフレーション・インフレで苦しん
でいる国を優先的対象として浸透させていくプロジェクトではありますが、米ドルにベックしたステーブルコインとどのように差別化を図り、シェアをとっていくのか注目していきたいプロジェクトです。


Reserveプロジェクトが将来どのような事を成し遂げるのか書いてみましたので是非一読してみてください。



Reserve teamについて

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Nevinはリザーブで戦略、法務、およびチームの監督を行うファウンダーです。

また3社を共同設立している起業家でもありますが、以下のようにプロフィール紹介されていることから、人類や世界に対して非常に熱い想いをもったCEOなんだと感じます。

Nevinの使命は、人類がその可能性を達成するのを妨げている調整の問題を解決することであり、彼は特に人工知能の開発によってもたらされる長期的なリスクを回避することに関心を持っています。
出典:https://reserve.org/


共同創設者であるMattは、リザーブの安定化プロトコルを設計、分析、および監督を行う人物で、以前はGoogle・Quixey・Linux Standard Base(IBM)でエンジニアの仕事をしていたとのことですからリザーブアプリのサービスが高品質な仕上がりになることが想像出来ます。


その他のチームメンバーも過去に実績を培ってきたメンバーが各ポジションを務めていますのでみてみてください。

Reserve公式サイト




Reserve protocolとは

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まず初めにReserveの構成についてみていきましょう。


Reserveは

⓵Reserve protocol
②RSV
③RSR

で構成されています。


その中でも以下2種類のトークン

RSV ⇒米ドルやその他資産とベックされたステーブルコイン

RSR⇒RSV の安定性を促進させるように設計されたERC20token

に区分されています。


この2つのトークンの需給に合わせて Reserve protocol(リザーブプロトコ
ル)内で 、RSV の価格が米ドルの価格である1$に近づき安定するように設計されています。


スキームは、 RSV の需要の減少及び需要の増加によって市場・ protocol
内の価格も変動するようになっています。


詳しくはコチラのツイートをご覧ください。

【Reserve project の RSR と RSV・リザーブプロトコルについて】⇒https://twitter.com/badhop0603/status/1365696678859182089?s=20Reserve protocol 


こちらのツイートのように RSV が頻繁に使用されると価格の変動が起こ
りますが、RSV の価格がステーブルコインとして機能している1$に維持するまで 、RSR が使われる仕組みとなっており、RSR は使われる事で barn(焼却)していきますので 、RSR の供給量も減っていくようになっています。


現在ベネズエラでリザーブアプリが普及しており、金融アプリでダウンロード数1位を獲得。


そしてリザーブアプリは、アルゼンチンやコロンビアからも多くのダウンロードがあり、合計ダウンロード数は100,000を超えたとのことです。


こちらは実際のリザーブ アプリでの支払いによる動画ですが、スムーズに送金出来ていることが分かります。


このようにリザーブアプリを使用出来ますが、1,102の加盟店がリザーブアプリでの決済を受け入れており拡大している模様です。


今後もインフレ国にリザーブのプロダクトやユースケースを提供して実際に使っていただくことで、自然と RSV・RSR の実需が加速していく
プロジェクトとなります。


では実際にインフレについて考えてみましたのでみていきましょう。




Reserve project が進出するインフレ国について

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先ずは Reserve(リザーブ)が現在進出している国であるベネズエラについてですがベネズエラのインフレ率は過去に268万%を記録しており、インフレ率の推移をみても数千%~数万%は当たり前となっており、世界のハイパーインフレ大国であることが分かります。


【世界経済のネタ帳】

https://ecodb.net/country/VE/imf_inflation.html


ベネズエラ政府によって発行されている仮想通貨ペトロを発行してはいるもの市民からは需要がなく、政府の資金調達が不発に陥っているなど政治的にも空回りしており、政府は信用できないといった不信感は根強い状況となっています。

そのような完全に自国の通貨や政府に不信感を抱いているベネズエラにリザーブは進出しリザーブアプリを普及させている段階ですが、最寄りのコロンビア、パナマそしてアルゼンチンにも展開しているので、南米を優先していくのではないかと見受けられます。


また3月5日に CEO のネビンフリーマンのブログによりますとアルゼンチン、ブラジル、レバノン、中国でリザーブと真摯に向き合える人材を探している事からそれらの国にもリザーブサービスの普及をさせるべく進出しようと計画していることが伺えます。


blog☞あなたが本物の人なら、私たちはあなたと話したいです


この記事では CEO であるネビンフリーマンの人柄や思考が深く分かる記事で
もありますし、ベネズエラでのリザーブアプリの普及の過程でどのようなド
ラマがあったのか感じ取る事が出来ます。


この記事を書いていてふと日本って今のところどうなの?というところがありましたので日本のインフレ率・推移も確認しましたが、2020年の
インフレ率は-0.06%という結果で2021年の見通しは0.3%であるというデータが公開されています。


日本のインフレ率の推移(2015~2024 年


ベネズエラと比較するとホント世界では何が起こっているかは目で見たり、聞いたりしないとわからないものですね。


後、既にサービスを提供しているアルゼンチンについてインフレ率などを調べてみました。


調べた結果、アルゼンチンもベネズエラほどではありませんが、2020 年の消費者物価上昇率(インフレ率)見通しは 36.7%という結果で、2021年のインフレ率は50%を越える見通しとなっています。


過去の歴史を辿ると数千%のインフレも経験している国で通貨の単位を切り下げるなどしておりますが、やはり大きな原因は独裁政権の政治によって当時に成立した法案が債務を発生させたルーツがあります。


2019年と2020年のインフレ率を比較すると2020年が低くなったのでポジティブになれますが、依然と高水準であることからリザーブプロジェクトに期待していきたいところでしょう。




RSRがgrayscaleの投資信託申請リスト入り

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2021 年の 3 月 2 日に投資信託会社であるgrayscaleが、Reserve protocol(リザーブプロトコル)のトークンである RSR の投資信託を申請していることが分かりました。


Reserve Rights(RSR)については、先にも述べましたがRSV の安定性を促進させるように設計されたERC20のトークンになります。

以下はCMCのデータ情報を掲載していますので、時価総額や価格出来高について確認出来ます。


話しを戻しましてgrayscale の投資信託申請リストに追加された理由としては親会社である DCG の存在が大きいと考えています。


DCG は暗号資産業界のパイオニア企業といわれておりますが、Reserve
(リザーブ)に投資をしているVCです。

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なのでグループ会社として Reserve(リザーブ)、RSR に関わっていく可能性が高く今年に入ってこのようなニュースが頻繁に出てくるようになったのでgrayscale Reserve rights trust が設立となればRSR の価格にも影響が出てくると感じます。

ビットコインファンドの grayscale の運用資産額が過去最大の 33 憶$に


DCGの使命は、より良い金融システムの開発を加速することなので、世界のインフレに苦しんでいる国を変えるミッションをもつ Reserve (リザーブ)に投資をしていることが納得できます。



そして興味深いのが 、DCG はベンチャーファンドではなく、投資した企業が成長展開していけるように資金提供・Network 接続を支援するなど戦略的にサポートしている企業です。

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DCGを調べていく内にCEOが気になりましたので、リサーチしてみるとDCGのCEOである barry は、親会社がNASDAQ の NASDAQ PrivateMarket の創設者ということも分かりました。


NASDAQ PrivateMarket の事業は、公開買付けや自社株買いを検討している民間企業や投資ファンドにトランザクションソフトウェアを提供する企業ですが、子会社である grayscale の投資信託にも関与しており NASDAQ
PrivateMarket が grayscaleの投資信託の Custodian(カストディアン)を管理しています。


また Ernst&Young and Crain's というロンドンを本拠地とし世界各国で会計、税務、アドバイザリー・サービスなどのプロフェッショナル・サービス事業を展開する世界 4 大会計事務所・総合コンサルティングファーム から起業家オブザイヤーに選ばれていますし、アメリカの有名ビジネス誌である Fortune にて権威ある 40Under 40 の1人に選ばれる功績をもつ有名人でした。

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barry は壮大なアイディアをもった起業家や企業に投資することに情熱を感じているとのことですから、DCGが投資している Reserve(リザーブ)
のプロジェクト ミッションを考えると DCG・grayscale 共にReserve
(リザーブ)を支援していくのではないかと思います。




paypal との関係性

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Reserve(リザーブ)が paypal と密接な関係性があることをご存知な方が多いと思いますが、paypal Mafiaから3人が投資家として投資をしています。


paypal の創業者であるピーターティール

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 マーケティング副社長エリック

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paypal を国際化させたジャックセルピー

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特にピーターティールは、シリコンバレーで驚異的な影響力をもち paypal
Mafia では首領として称えられています。


何故ドンとまで言われるようになったかと言いますと paypal の前身は、ピーターティールとマックス・レヴチンが共同創業したコンフィニティであり、コンフィニティが事業として電子決済サービスであるpaypal を立ち上げています。(ユーザーは数か月で 100 万人以上突破。)

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また暗号資産業界で市場を掻き回しているテスラ社のイーロンマスクとピーターティール、paypalは接点があります。


上記のWikipedia にある通り 2000 年 3 月にイーロンマスクが創業した X.com と合併することになり、ピーターティールとイーロンマスクはこの時から接点をもち始めています。


ちなみに X.com は paypal と同じく電子決済サービスを提供する企業であったため、ライバル関係でありながらも合併することになりましたが、イーンマスクとピーターティールは、お互い経営者として圧倒的な力をもっていたことで、意見が合わず食い違いが多かったとのことです。


そしてピーターティールは一度会社から退き、イーロンマスクが paypal の会長となりましたが、イーロンマスクの経営に混乱が起きたことで、イーロンマスクに対して不信任案が可決され、後任にはピーターティールが paypal に戻り、会長をを務めることになりました。


ただこのように見るとイーロンマスクとピーターティールは犬猿の仲でバチバチしているように見えますが、実はピーターティールはイーロンマスク創業のスペース X に投資をしており、起業家としての絆が深い関係とのことです。


その後、ピーターティールはpaypalをebayに売却したわけですが、2015 年にpaypalはebayと分離してpaypal としてサービス展開をしています。


またピーターティールの他の顔は

・FBI や CIA が顧客のビッグデータ解析企業パランティアの共同創業者(企業価値2兆円)

・Facebook 初期の投資家

・トランプの有力顧問(影の大統領)

・ビルダーバーグ会議運営委員メンバー

といった世界を動かしている人物でもあります。

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特にビルダーバーグ会議は、参加者が世界的影響力のある有力者や著名人が集まる会議のため、裏の世界政府とも言われているようです。


参加者には世界の政治家や官僚、多国籍企業・金融機関、財団の代表だけでなく王族・ロックフェラー家、ロスチャイルド家など陰謀論で語られるような人物も参加しているとのことです。

そのような世界の中心にいるような大物が参加している会議の運営委員会のメンバーであるピーターティールは、恐ろしいほど権力をもった人物であると分かります。


このように世界を動かしているピーターティールのような投資家から期待されている Reserve(リザーブ)ですが、Pyapal とReserve(リザーブ)は、ユーザーがプラットフォームを使用してキャッシュアウトできるようにすることについて PayPal と話し合っているとのことで続報が気になるところでしょう。




RSRの今後の上場先は?

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RSR は既に大手取引所であるバイナンス・フォビ・OKEX・FTX・UPBIT とい
った大手に上場していますが、取引所の最終関門である coinbase へのリスティングも期待できる銘柄です。


その理由は3つあります。

1.coinbase の投資部門が投資をしていること。

2.coinbase Custody に入っていること

3 .coinbase 上場検討銘柄あること

です。


Coinbase ventures が投資をしている銘柄はcoinbase取引所にリスティングされる可能性が高く、取引所への上場検討銘柄としても告知されています。


また coinbase Custody に入っているので投資家の資産の管理・保護の準備が整ているとも見受けられますのでリスティング候補であることは間違いないでしょう。


RSR、RSV共にmainnetはまだローンチしていないため、Coinbaseの審査基準クリアが難しい状態にあるのではないかなと感じますが、今年中にmainnetをローンチすると公式発表されています。


ちなみにこちらの記事によりますとアプリのスケーラビリティに多額の投資を行っているため、メインネット起動の具体的な日は決まってないとのことです。


これらのことから時間はかかると思いますが、個人的にはmainnet稼働後にcoinbase取引所へのリスティングに期待をしています。




paypal が会員数を伸ばしたマーケティングを戦略に

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やはり Reserve(リザーブ)プロジェクトは、paypal の創業者であるピーターティールやマーケティング副社長のエリックが支援しているプロジェクトだからでしょうか、同じマーケティング戦略を年内に行っていくとのことです。


Paypal と X.com の話しに戻りますが、paypal が急成長した理由は、paypal の決済サービスを紹介したユーザーと参加したユーザーに10$のキャッシュバックを提供したことで爆発的に会員数を伸ばして数か月で 100 万ユーザーを獲得した背景があります。


2021 年の後半に過去に paypal が行ったインセンティブプログラムを発足しリザーブサービスを使う会員数を伸ばしていく戦略を計画しているとのことです。

そして2021 年こそプロジェクトにとって圧倒的な成長の舞台であり、paypal のプレイブックの一部として準備を進めているとのことです。


Pyapal と Reserve(リザーブ)は、ユーザーがプラットフォームを使用してキャッシュアウトできるようにすることについて話し合っており、こちらはまだ具体的な事についてアップされていないので、待ち遠しいアナウンスになりますが最大のファンダメンタルになると思われます。



今後の展開

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2021 年はリザーブアプリのメインネットローンチが控えており、CEOのネビンフリーマンもリザーブアプリの使用が大幅に増加していくだろうと強気な姿勢を構えています。


現にリザーブアプリは招待でしか使用する事が出来ない招待制になっております。


また従来の銀行システムでその他の仮想通貨、コロンビアペソ、米ドルとの間でRSVをより簡単に変換できるようにするなど、アプリのプロセスを引き続き高速化しているとのことです。


サービスに関してはカスタマーサポートからの問い合わせへの対応時間を短縮し、ユーザーがより多くの問題を解決できるように、より多くの情報を提供するよう努めているとのことで、リザーブアプリの需要拡大計画としては、今後数年間に渡ってベネズエラとアルゼンチンで 1000 万人の会員数を目標としているとのことです。

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こちらの表にあるようにベネズエラの異常なハイパーインフレーションを除いても他国では自国の通貨を信用しておらずインフレが起きている国が沢山あります。


運営のブログでお金の問題点として上記の国を挙げているので、リザーブはこのようなインフレに苦しむ国へサービス展開を行い世界のインフレと闘っていくのでしょう。


2021年6月非常に厳しい市場相場になりましたが、現在の市場についてネビンフリーマンがこのようにツイートしています。


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プロジェクトの計画に問題はないと発言しており、2つの最優先事項についてツイートしています。

1.より多くのリザーブユーザーにサービスを提供すること

2.できるだけ早くリザーブプロトコルのメインネットを起動させる

とのことです。


私自身、リザーブプロジェクトがつくるドラマが好きでRSRに投資をしておりますが、価格が暴落している状況でも期待しているファンダメンタルは、変わらないと考えていますので、今年中に行われる予定のmainnetローンチと各国のインフレの解決、プロジェクトとしての快進撃に期待をしています。


長丁場になりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。



ps.Twitterをしています。

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