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#7 Bajin Side Kick men
2021年、俺はソロアルバムを作り始めていた。
2020年〜1年以上もライブ活動を休止している期間に
HIPHOP、人生を振り返るキッカケがあった。
Fullmemberを始め多くの方からのサポートを頂き、ここまで帰ってこれた。
皆さん本当にありがとうございました!
このnoteで#1 からに書いてきたように、
今の俺のHIPHOPを表現する作品に、MCWは必要な存在だった。
参加の依頼をしたら、アニメ画像と共に二つ返事でOKがきて、ちょっと気持ち悪かったけど嬉しかった。
今まで遊んでいく中でも、曲を作ろう!ってテンションには何度かなったことがある。
じゃあ、どういう曲にする?
という会話の流れになる時は、決まって俺が酔っ払って、熱くなっている。
「まじで俺たち見てきた光景とかフルメンバーとかそれぞれあると思うんすけどまじでそれを継承していくようなまじでリアリティな…(めっちゃ早口)」
『マジメかっ!!」
と突っ込まれて話はとぎれていたのだが、いざトラックを送ってみるとすごく簡単に曲ができた。
今までの、阿吽の呼吸の生み出す可能性や
FOGGYが関連していることもあり
テーマは確か決めたようで決めてなくて、
自然と曲が仕上がっていった記憶がある。
"俺たちのフィールド"みたいなのを連想したときには
DJ澤田"Bajin"勇士の隣でMCWがサイドキックをしている時の2人の強さ
そこに混ざって俺もやってるぜ!
このnoteで書いてきた光景がすぐに浮かんだ。
MCWのバースも、求めていた渋さで、内容もハマったセッションになったし
Gangerで曲を作る時もそうだけど、阿吽の呼吸で作業が進められるのは理想的だった。
そもそも、将軍以外の誰かと2人でラップ曲を作る
みたいなことは今までのキャリアでも少ないので
かなり貴重な経験だった。
それにしても"将軍"っていい名前だ。
"リメンバーミーフリークス"な俺たちは、OLA!!と挨拶を交わしていた。
澤田さんのDJ中に、MCWがサイドキックすると
お盆いっぱいにテキーラとイエガーを敷き詰め、井出さんが現れる。
(この久米川で起きる現象をお盆タイム"OBT"と呼ぶ。)
そんなゴールデンコースに復活の思いを乗せて、尊敬するDJの名前を勝手に借りてフックを作った。
OLA イエガー OBT
Bajin Side Kick men
そこにはあの日のFOGGYの光景がある
収録されているのはJUCO remix
オリジナルのビートもお楽しみに。
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これがLaLapaloozasの初試合。
ステージへ続く階段を登り始めた。