見出し画像

富野由悠季さんのこと・・・

僕自身は全くもって平均的な感覚の持ち主です。

だから、わかっている人の手はずには乗ってしまうタイプ。

ガンダムカラーがあの色になったのは子供に受けるおもちゃのカラーリング

があの色だったからに過ぎない。


だからこそそこにひきつけられたのです。

でも、そこに至る大人の葛藤も当然あるわけで・・・

そんなことを知ったのはこの方のこの本。

何度も読み返しました。

あまりに正直で赤裸々なそして自分に厳しい態度はひりひりと重い。

この本の自分程度に何ができるのだ・・・と言う自虐とも採れる問いかけは、

ものを作る・・・すでに作っているとうぬぼれている・・・そこを志向している今の自分の心根にいつも響いているのです。

けれども、間に挟まれた挿絵が(安彦さんや湖川さん)がその重さを軽くしてくれた。

そんな今70歳になるおじいさんが今新しいガンダムを作っています。

とっても明るくて愉快な気持ちになれる作品です。

 https://www.youtube.com/watch?v=KgyTSaZry_M 20話

http://www.g-reco.net/ 第一話配信中です。

けっして順調な作家のキャリアではないけれど、

作り続けることが出来ればそれは本当の意味の作り手としては最大の矜持ではないかな。

そしてたった1本の作品でガンダムと言う巨大産業を作ってしまったならば・・・

週末眠れなかったら見てみてください・・・




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?