日本国籍でもOK!エティハド航空ニースオープンデー体験記【内定】
こんにちは!
現在クウェート航空で日本人客室乗務員として働いているmizuhoと申します。
タイトルの通り、フランスのニースで行われたエティハド航空のオープンデーに日本国籍ながらも参加して無事にオファーをいただきましたので、今後参加予定の方の助けになればと..その体験記を記していきたいと思います。
今現在も現役で同じ中東であるクウェート航空で働いているのに転職?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとCA受験を始めてからエミレーツ航空・カタール航空・エティハド航空のいわゆる中東御三家の客室乗務員として働くことが大きな人生の目標でもありましたので、クウェート航空に従事しながらもひっそりと転職活動を続けておりました。
実はクウェート内で行われたエミレーツ航空のオープンデーにもひっそりと2回参加していました。転職がなんら不思議ではないこの業界、実際にクウェート航空からエミレーツ航空に転職していった同僚も何人かいらっしゃいます。結局私はエミレーツ航空の内定には至らなかったわけですが…オープンデーに参加したことはこれはこれでいい経験にはなったかなと。
余談ですがクウェート国内で行われるエミレーツ航空オープンデーは毎回参加者の半数がクウェート航空客室乗務員の顔見知りばかりでちょっとしたホームパーティーのような感じになっており、緊張することもなくわいわいと楽しめるものでした。同窓会みたいな感じでしたね。笑
さて話は冒頭に戻させていただきまして、この度フランスはニースで行われたエティハド航空のオープンデーに参加してきましたので詳細を記していこうと思います。
今後エティハド航空のオープンデーに参加される方の参考になれば幸いです。
今がチャンス!エティハド航空は現在客室乗務員を大量採用中
★★オープンデー情報はこちらから★★
エティハド航空のオープンデーに参加したい!とう方へ。
こちらの採用サイトで次回オープンデーの日程が公開されています。
2024年10月15日 ダブリン(アイルランド)
2024年10月29日 アムステルダム(オランダ)
さらに今年中にヨーロッパでのオープンデーはブリュッセル(ベルギー)、デュッセルドルフ(ドイツ)、ミラノ(イタリア)で開催される可能性が高いです。(詳細は下記へ)
こちらのウェブサイトを常にチェックされることをおすすめします。
エティハド航空は事業拡大を継続中
2003年に設立された新進気鋭の航空会社、アラブ首長国連邦の首都アブダビをベースに世界へ航路を展開するエティハド航空。
2024年前半に発表されたこちらの記事をご存知でしょうか?
”エティハド航空は、今年と同様に年末までに約1,000人の客室乗務員を採用する計画を発表しました。”
”運用機材は第1四半期に75機から89機に増加し、今年2月にはボーイング787の新機種が3機追加されました。”
”エティハドの利益は、総収入も前年比で約21%増の57億ディルハム(2200億円)となっています。”
ご近所のエミレーツ航空、カタール航空に追いつけ追いこせ状態のエティハド航空。2023年には念願の(個人的にです笑)関西国際空港へ就航、新しいターミナルのオープン、さらに続々と続く新就航地…とその躍進ぶりは目覚ましい限りです。
今後どんどん成長が見込まれるこちらの航空会社。
機材を増やし、就航地を増やし、となれば絶対的に必要になってくるのが飛行機をオペレートする客室乗務員!
この採用大量の波に乗らない手はない。
エティハド航空に応募するなら今が大きなチャンスなのだと思います。
日本国籍であることは不利に働かない
さて、ニースで行われたオープンデーに参加するにあたり唯一の懸念点だったのが「日本国籍であること」です。
会社がヨーロッパ方面で採用イベントを行うということは、すなわちその開催地の国籍の人間を採用したいということ。
ニースのオープンデーではフレンチスピーカーの採用を見込んでおり、日本国籍でしかも話せる言語は「英語」「日本語」の2か国語のみの私はこの場にはお呼びではないんじゃないだろうか?オープンデーに参加したとて、CVドロップで落とされるのが関の山なのではないだろうか?と参加していいものかずっと悩んでいました。
結論からいうと、日本国籍の私でもオファーをいただくことができました。
さらに当日の会場には10名弱の日本人の方がいらっしゃり、そのうち私を含む4人が最終面接まで進みました。
現在エティハド航空は成田国際空港と関西国際空港の2か所に就航しており、日本人国籍の客室乗務員の需要は少なからずある状態なのではないでしょうか。
「日本国籍だから」という理由で落とされることはないと当日感じましたので、日本国籍であることが参加を迷う理由なのであればその心配は不要だと思いました。
また当日会場には韓国人の方も数名いらっしゃいました。
ですが多くはフランス、ドイツ、イタリア、スイスといったヨーロピアンの方たちでした。
ヨーロピアン8割、その他2割くらいだったかな。
バーチャルインタビューよりおすすめな理由
さて、現在はエティハド航空への採用試験へはバーチャルアセスメントというオンライン型の面接でも参加が可能です。
エティハド航空の応募サイトから応募し、ビデオ録画での自己紹介を終えれば面接官とのオンライン面接へ招待されます(このバーチャルアセスメントの情報はYoutubeやXなどで調べればいくらでも出てくるので割愛させていただきます)。
実は過去に一度こちらのバーチャルアセスメントへ応募したことがあるのですがなにしろ待ち時間が長い。
ビデオ録画をしてからオンライン面接へ招待されるまで私は6か月待ちました。そしてそんなに長期間の待ち時間を経て行われたオンライン面接はものの5分で終了し、結果はなんとUnsuccessful。
面接官の方とはオンライン上での会話しかできないし、画面も不明瞭だし、本当に正しく審査されているのだろうか?という疑念が生まれたため直接面接官の方とお話しできるオープンデーの参加を決めました。
もちろんバーチャルアセスメントでオファーをいただいた方もたくさんいらっしゃいますが、私はオープンデーに参加してよかったです。
数か月も待つ必要がないし、なにより面接官の方と直接話せて等身大の自分を審査してもらえる。
時間と費用が許す限り、余裕がある方はぜひ観光がてらオープンデーへの参加も検討されてみてはいかがでしょうか。
オープンデー当日の流れ
ニースのオープンデー当日の流れをざっくりご説明させていただきます。
まずオープンデーに参加するための事前準備といえば、こちらのサイトから登録するくらい。
提出する情報は氏名、メールアドレス、電話番号、居住国の4点です。
上記を送信するとCofirmationメールが送られてきます。
エティハド航空客室乗務員応募用のアカウントがあればベターですが、こちらはオープンデー当日に面接官の方から説明がありますので無くても大丈夫かと。
①CVドロップ -1日目-
指定のホテルにてオープンデーが行われますので、9時~17時の間にCVドロップをしにいきましょう。このCVドロップステージでShortlistedされれば当日の19時までに翌日のInvitationが届きます。
②グループアクティビティ -2日目-
最初は会社説明(給与明細、福利厚生等)からはじまりそのあと事前に決められたグループに別れてグループアクティビティが行われます。
ここで名前を呼ばれ、荷物を持って別室へ移動するように案内された方はRejectとなりました。
③ファイナルインタビュー -2日目-
グループアクティビティ後、面接官の方と1対1のファイナルインタビューでした。1人あたり10分ほどかかったかなと思います。
私はファイナルインタビューを14時ごろに終え、あとはニースの街を目一杯観光していました。笑
実はニースはずっといってみたかった場所なので、面接を受けているドキドキ感はあれど観光も充分に楽しめたので本当に来てよかった!と何度も何度も心の中で繰り返し呟いていました。
日本のパスポートを所有していればヨーロッパはビザ無しで入国できますし、ヨーロッパの都市を観光がてらオープンデーに参加するのは私的にはとってもおすすめです。
それではこれより有料記事にてオープンデーのより丁寧な詳細と、実際に私がされた質問、それに対してどう答えたか、さらにエティハド航空クルーの友人に聞いた「CVドロップをパスする第一印象の作り方の極意」を書き記そうと思います。
最終面接で落ちてしまうのは納得できるけど、せっかく大金を払ってヨーロッパまではるばる長時間飛行機でたどり着いて、1日目のCVドロップで落ちてしまうのはもったいない!!
ぜひぜひ最大の事前準備をして2日目以降のグループアクティビティ、最終面接へとコマを進めましょう。
質問への解答例、合格へのtipsはこちらから↓
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