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自分に無理をさせない話

と書くと「いや、無理をしなきゃ生きていけないでしょう」というセルフツッコミが秒で入る。

無理をしなくちゃ乗り切れない場面、過去にもたくさんあったし、なんなら今もある。仕事、育児、家事、人間関係。いくらでも。今までの人生の多くをそうやって生きてきたからこその素早いツッコミだなあとおもう。

その生活を続けていく道にも学びはたくさんあると思うし、どちらかが良いも悪いもない。けれどこれからの自分に対しては、なるべく不必要な場面で無理をさせたくないなあとはっきりと思う。

「無理をさせたくない」とは、自分に対してご褒美をあげたいとか楽をしたいということではないんです(それもいいけれど)。自分に何かを足していくというよりは、自分がもともと持っているものを減らさないように大切にしたいという感覚が近い。

居心地の良くない場所からは離れるとか、かゆくなる服は着ないとか、肩こりを感じたらストレッチをするとか、場合によっては少し休むとか、そういうこと。

自分にとって大切な場面で思いっきり力を発揮できるように、体力やエネルギーがマイナスになったと感じたら、積極的に休養をして、その都度せっせとゼロに近づけたい。

以前は、自分に対してそんなふうに接することを、誰よりも自分が許していなかった。休めと言われても休めなかったこともある。それが自分のため、周りのためとさえ思っていたことも。

でもここ1〜2年でさまざまな出来事が起きて、悩んで、自問自答して、理解して、「自分に無理をさせない」ができるのは、自分だけなのだとようやく気づいた。

『じぶん時間割の作り方』で学んだ部分もとっても大きいです。


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