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コジコジはそんなこと言わない

今週の日記(8/15〜21)

押し入れから出てきた自作小説

家の押し入れを整理していたら、2016〜18年に書いてた小説の構成などを書いたノートがでてきた。

ページを開いた瞬間、ノートが少し重くなった気がした。熱量のような執念のような、濃い気配がむあっと漂ってくる。

小説、とても難しかった。
書けば書くほど自分の下手さを突きつけられて痛いくらいだったけど、自分の中にあるものなんとかかたちにしたくて、四苦八苦しながらすすめていた。なんとか書き終えた後、バーミヤンで1人でビールを飲んだのを覚えてる。

書いたものはどこに出してもダメだったけど、書き終わった後の達成感や、少なくとも自分との約束は守れたという実感は得られたし、

現在の私が何か作ることを自分に許せているというか、どこか開き直って創作に取り組めているのは、その頃の自分がいたからかもしれないとも思う。

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