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Ruby 2.5, 2.6 提供開始とバージョンアップ実施のお知らせ

みなさまこんにちは。
マネージドクラウド開発チームからお知らせです。

この度マネージドクラウドの Ruby on Rails プロジェクトにおきまして、2.5 および 2.6 をご利用いただけるようになりました。今回の更新に際しまして以下の変更が行われています。

■ 変更点
・バージョン選択において選択肢表記よりパッチバージョン以下のバージョン表記を廃止いたします(x.y.z -> x.y)
・パッチバージョンについては、このリリース以降より自動でアップデートされるようになります

なお、プロジェクトを新規作成される場合はデフォルトの選択肢が「2.6 (最新版)」となっております。
作成済みのプロジェクトに関しましてはプロジェクト詳細ページより、使用する Ruby のバージョンを変更いただけます。

バージョンアップポリシー適用開始のご案内

以前よりご案内しておりましたバージョンアップポリシーに従いまして、現在提供中の以下のバージョンの実行環境については、順次自動でのアップデートが実施される予定となっております。

■ 自動移行実施予定日
・2019年12月09日〜2020年1月10日
自動移行対象バージョン
・移行前: Ruby 2.5.x → 移行後: Ruby 2.5
・移行前: Ruby 2.6.x → 移行後: Ruby 2.6

ご利用中の皆様におかれましては、大変お手数ではございますが自動アップデート実施までに移行後の環境にてアプリケーションが動作するかお試しいただけますようおねがいいたします。

検証環境としてご利用いただかれる際には新規プロジェクトを別途作成いただけますと 10 日間無料でご利用いただけますぜひご活用ください。また検証中にお気づきの点がございましたら、サポートページよりお問い合わせいただけますと幸いです。

[追記] Gemfile による Ruby バージョンの固定に関しまして

バージョンアップポリシーの適用を 2020年1月10日 に完了いたしました。
以降 Ruby on Rails プロジェクトにおいてはパッチバージョンが自動で更新される運びとなりました。

なお、Gemfile にて 実行環境の Ruby バージョンを、パッチバージョンまで含んだ形で指定の上ご利用頂いている場合は、Ruby バージョンのチェックにてアプリケーションの起動に失敗することが確認されています。
この状態となりました場合は、Gemfile 中の Ruby バージョンの指定の削除をいただくか、もしくは以下の様に Gemfile の指定の変更にてご対応をお願いいたします。

# 修正前 (2.5.1 のみを利用する)
ruby '2.5.1'

# 修正後 (2.5.1 以降を利用する)
ruby '~> 2.5.1'

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