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その体調不良、睡眠時無呼吸症候群が原因では?

昨年の夏頃から,眠りの浅さを感じることが多くなった。

早朝に目が覚めることが多くなり,あまり疲れが取れていないと感じる頻度が増えた。

十分な時間を寝たとしても,起床時に妙に倦怠感があったり,頭痛があった。

毎日入浴するようにしたり,寝室の照明を変えてみたり,サプリを飲んだりと色々試してみたが,特に改善されなかった。

12月にはさらに悪化し,昼間の強烈な眠気慢性的な頭痛が続くようになった。

なにかの病気かも..と感じ始めた2月,ふとパートナーが「昨日寝てるときに呼吸が止まってたよ」と教えてくれた。

睡眠時無呼吸症候群という言葉は知っていたので,調べてみると思い当たる症状がたくさん出てきた。

・いびきが大きい
・睡眠中によく目が覚める
・起床時の頭痛や身体のだるさ
・日中の強い眠気
・集中力の低下

さらに,無呼吸=低酸素状態なので,重症のまま放置しておくと心臓や血管に負担がかかり,重病に繋がるらしい。

もともと,いびきが大きいことは自覚していたので,急いで睡眠外来のある病院を調べ,耳鼻科を受診した。

診察

病院では軽い問診を受け,いびきのメカニズムについて教えてくれた。

これまで考えたこともなかったが,睡眠中に舌を支える筋肉が緩み,気道が圧迫されて狭くなることが,いびきの主な要因のようだ。

これが酷くなり気道が塞がれると,低呼吸状態や無呼吸状態になる。

気道の閉塞には,扁桃腺が大きい,顎が小さい,首回りの脂肪が多いなどの身体的な特徴も関係している。

自分の場合,上の3つがいずれも少しずつ該当しているのでいびきが酷いのでは,という診察結果だった。

それ以上は調べてみないとわからないということで,終夜睡眠ポリグラフィ検査というものを行った。

これは,自宅で実際に就寝する際に行う検査で,鼻先と指先に呼吸と酸素濃度を測る装置を付けるものだ。

違和感と装置が外れないかの心配でなかなか寝がえりが打てず,安眠することはできなかったが,一応問題なく検査は完了した。

結果と対処法

装置を返却してから1週間後(解析に時間がかかるらしい),結果の報告を受けた。

結果は「軽度」の判定(正常・軽度・中等度・重度の4段階)。

無呼吸や低呼吸の回数はそれなりにあったようだ。

中等度や重度になると,CPAPという呼吸の補助装置を使ったり,手術が必要になったりする場合もあるらしい。

ただ,軽度といっても体調不良の原因になることは全然あり得るらしく,マウスピースによる治療を提案された。

ちなみに日本基準の軽度は,海外基準では重度らしい。

それだけ日本人は体型的にこの症状が出やすいということだ。

まとめ

ということで,きちんと検査をした結果,ここ最近の体調不良の原因が明らかになった(まだ治療が終わっていないので,これとは言い切れないけども)。

何とか睡眠を改善しようと半年間あれこれ考えてきたが,まさか睡眠中の呼吸に原因があったとは考えたこともなかった。

最近は「いびきラボ」というアプリを使って,睡眠時のいびきの録音もしている。

いびきや無呼吸が気になる人は,是非一度使ってみて欲しい。自分のいびきにびっくりすると思う。

これから歯医者でマウスピースを作製し,色々と改善されるかどうかをアプリを使って観察していくことになる。

その結果については後々紹介していきたい。

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