バイリンガル育児:子供の可能性もめっちゃ広がってきた
久々の投稿なので上手く思った通り書けるか分かんないのですが、今思うことをここに。
私の子供達も大きくなって、上の娘は去年大学を卒業し、某国に1年間の予定で留学中、下の息子も大学1年生になりました。勿論私は今まで通り、子供達とは日本語のみで会話し、テキストのやり取り等も日本語だけで行っています。
子供達も、もうこの年齢になると、例えしばらく日本語を使わなかったとしても「日本語が喋れなくなる」「相手の言っていることが理解出来ない」と言うことにはならない様で特にもう努力しなくても安定して普通に「バイリンガル」と言う状態です。
留学中の娘とはフェイスタイムとかで会話する時があるのですが、いつも通りに私より早口で色んな事を話してくれます。某国に留学当初は「某国語を話す友達と英語を話す友達しかいないから、何か落ち着かない。日本語も話したいし、日本人の友達も探さなきゃ。」とか言って自ら日本人コミュニティに飛び込んで、今では「アメリカにいた時よりも毎日日本語をいっぱい話してるかも。(日本人)女子3人は関東出身だからなるべく標準語で話してて(日本人)男子2人は関西出身だから、関西弁で喋ってる。」とか言うので、「わ〜本当によかったな。そこまで違いも分かるなんてすごいな。」って思ってます。
息子は娘よりも喋ること自体がゆっくりなんだけど、日本語と英語を混ぜて話す、とか言うことは絶対ないし、それは私のバイリンガル育児目標の一つでもあったので、よかったな、って思います。でも息子と話してると、たまに思った単語が出てこなくて「えっと、何だったけ?夜寝ないでずっと一晩起きてる状態の事?」とか聞いてきます。その時は私にしたら言葉を覚えさせる『大チャンス』なので、「あ、『徹夜』ね?寝ないで仕事をしたり、遊んだりする時に使う言葉ね?そう言えば、ママが大学生の時は「徹夜マージャン」やってる男子学生がいたけど、今そんなことしてる子はいないよね?」「いないよ?」「(ここでわざと)え?何がいない?(と聞く)」「徹夜マージャンでしょ、いないよ。やるとしたら「徹夜ゲーム」かなぁ〜。」「「徹夜ゲーム」っていう言葉は聞いた事ないなぁ〜。言うとしたら「徹夜でゲームしてる子はいる」かな?言ってごらん。(と言わせる)そう言えば、ダディも大学院の時はテスト前はほぼ徹夜で勉強してたもんなぁ。」「俺は徹夜で勉強とか無理。朝に吐きそうになるし。」「ママも徹夜で勉強も徹夜で遊ぶのも無理〜〜。次の日何にも出来ないから結局意味ない!」とか言う話をして、何度も何度も「徹夜」と言う単語を組み込ませて会話していくんです。そしたらきっと覚える(思い出す)しね。こういった事は今でも毎日やってます。めんどくさ、って思う時もあるけど。でもこれをやるのとやらないのでは全然違うから。
娘は留学を終えたら就職活動ー>就職ということになります。アメリカでは大学を卒業しても就職先が見つからずにとりあえずバイト、という学生が多いのですが、まぁきっと何とかなると私は思っています。本人は「もし全く仕事が見つからなかったら最終的には日本で働こっかな〜」とか言って笑ってます。
息子は今年の夏休みに出来ればインターンで働きたい、って考えており、人生初めての履歴書を夫に手伝ってもらいながら書き始めています。その時も勿論今までの日本語での勉強の歴史(公文、補習校12年間、日本での体験入学9年間)も盛り過ぎか?という位に書いてる様です。(まぁアメリカだから。。。書いたもん勝ちみたいなところはあるかも。)
日本語が出来るっていうのは仕事を探す上でも大きく可能性を広げてくれてるんだな、って再実感しています。今から必死で教えてもはっきり言ってここまでにはならなかったから、やっぱあの嵐の様な忙しい日々に頑張ってやっててよかった。。。