浄化と祓い③ 〜風の祓い〜
これまでのnoteでは、邪気の正体を見破ることでの静の祓いをお伝えし、
意図的にアプローチする動の祓いの3つの基本型のひとつである、水の祓いの具体的な方法をお伝えしました。
今回は風の祓いです。
4年前に新型コロナウイルスが流行しました。
この時に、感染予防策として手洗いうがいと並んで重要視されたことがあります。
それは換気です。
ウイルスも邪気も肉眼で感知することはできませんが、空間に滞在します。
そして、宿主をみつけて活動を始めます。
なので、とりつかれる前に対処する必要があります。
空間に対しての祓いは、換気すること。
そしてもうひとつは、空気の流れを作りだすことです。
寝静まった状態では肉体と感情の繋がりが薄くなるので邪気が放出されます。
また、暗く光の無い環境では邪気が留まりやすくなります。
なので、朝一番には窓を開けて朝日を取り込み換気をしましょう。
24時間換気を行うのもよいです。
閉めきった部屋の空気が心地よいと感じるひとはいないと思いますが、このあたりまえの感覚を大事にしてください。
ほとんどの人がこのような環境にさらされ続けて、違和に慣れてしまっています。
邪気を生むのは人間ですが、その人間が纏う邪気は“もの”へも伝播します。
静まった環境では“もの”に溜まった邪気も放出されやすくなるので、長時間の外出後に帰宅した際は同じように換気をするとよいです。
あと、これは複合的な祓いになるのですが、お香を焚くことも素晴らしく祓われるのでおすすめです。
これらが空間に対する風の祓いの基本となります。
もちろん人に対しても風の祓いは大切です。
自分の邪気を祓う時、風の祓いは最も手軽です。思い立ったらすぐにできます。
神社でお手水が無かったりする場合にも代用できるので覚えておくと便利です。
風の祓いは自分で意図して空気の流れを起こして行います。
前回の記事で、邪気は関節に溜まりやすいとお伝えしました。
なので、体の中心から末端へ、関節を撫でるように祓っていきます。
ほこりが服についた時にパンパンと払いますが、その要領です。
実際の風の祓いではパンパンしなくていいので、肩から肘を通って手首を抜けて指先までを撫で払います。
このとき、風の流れに邪気を乗せるイメージをすることが重要です。
これを3回続けて左右行います。
これだけでも抜けていくのですが、下半身にも同じように行うことでより効果的です。
おしりから股関節を通り膝を抜けて足首の指先までを撫で払います。
腕と同じように左右3回行います。
水の祓いのスッキリ感とはまた違った、ふわっとするような軽い感じになるとおもいます。
この風の祓いはエーテル体やアストラル体などのオーラ層に対しても効果があります。
また、頭に行えば思考のガス抜きにも応用できるので重宝します。
風の祓いの注意点として、屋外または換気されている場所で行ってくださいね。
今回はとってもシンプルにお伝えできました。
次回は火の祓いをお伝えします。
じゅんじゅん