見出し画像

引き寄せの法則の法則

願望成就のための手法として『引き寄せの法則』が有名です。

これも宇宙法則に従ったエネルギーの動かし方のひとつです。


エネルギーを動かすということは、現象が顕在化するということです。


買い物が身近ですが、
お金というエネルギーを捧げることで“もの”が顕在化されます。



物質的に得ることがなくてもこの法則は生きていて、
公共交通機関の乗車賃、施設の利用料、テーマパークの入園料など、
“もの”以外にも“こと”や“空間”に対して働きます。
乗り物を利用することで“時間”が短縮されたりすることもそうです。


このように、エネルギーを動かすことで、捧げたエネルギーに相当するなにかしらの価値が舞い込んできます。

これが宇宙の法則であり、結びの運行(めぐらい)です。

また、この法則に意図して逆らうことは良からぬことを引き起こす元凶となるので注意が必要です。




高い次元や高い波動に対してエネルギーを捧げると、戻ってくるエネルギーがとても大きくなるのもポイントです。

そのひとつが神社参拝です。
神社などの聖域へ寄付すると莫大なエネルギーが動きます。

通常、自分の願い事を直接神さまに伝えるためには必要なステップがいくつかありますが、
それをすべて省略して神職が滞りなく届けてくれることになっています。

御祈祷をしなくても、お賽銭として寄付をすることでエネルギーを捧げたら、それ相当のエネルギーが返ってくることになります。




便宜上、お金=エネルギーとしてきましたが、
この法則で捧げるエネルギーはお金に限りません。
ありとあらゆる物事がエネルギーであり、動かすことができるので、捧げることができます。


そうやって循環していきます。


エネルギーは生ものなので循環を滞らせると質が低下するので気をつける必要があります。



引き寄せの法則は、この循環を生み出すシステムです。

①イメージする
②感情を乗せる
(③宣言する)

細かいポイントはありますが、このステップを正しく踏むとシステムが起動します。


このシステムを起動して必ず起こる現象が、お試し現象と呼ばれる引き戻しの作用です。


宇宙は偏りがなく一定です。
常に“無”であり、中庸を保とうとします。
宇宙に対して波風を立てると、それを抑えようという働きが生まれます。
そうやって宇宙は常に一定に保たれています。

なので
宇宙にイメージを投射すると、まず同じ分だけエネルギーが戻ります。



これによって投射したエネルギーは打ち消され、なかったことになります。

これがお試し現象です。

            相殺
イメージの投射  → 💥  ← 宇宙からの返戻


なにかを頑張ろうと心に決めてはみたものの、なにかと理由をつけて先延ばしにしたり、
急に忙しくなってつい忘れてしまったり、
こういったことはよくあると思います。

大きなエネルギーには、大きな引き戻しが必ずつきまといます。


余談ですが、よい事があったとしてもテンションを上げたり、はしゃいだりといった感情を揺さぶるようなことは極力避けたほうが無難です。
ここで喜んだりはしゃいだりした分の返戻として、同じくらいブルーになったり落ち込んだりするような出来事が必ず起こります。

よい事があっても感情を保ち、じんわりと幸福感だけを味わうようにしてください。



このお試し現象への対策はひとつしかなく、
常にエネルギーの投射をし続ける必要があります。
イメージした結果は一時的なエネルギーの動きではなく現実である、宇宙と一体であると認識させます。

難しいのは、
結果を求め続けるのは間違いということです。
今回は割愛しますが、これには意識についての法則が絡んできます。
顕在意識領域と無意識領域の仕組みがわかるとしっくりきます。


とにかく、

エネルギーを捧げたらスパッと忘れる。
頭では忘れるけど行動は続ける。

という、一見すると矛盾にも思えることを実践していきます。






これによって宇宙に起こす波風が恒常的なものと認められると、返戻のエネルギーはピタリと止み、イメージが創造された未来として開かれます。


この引き戻しは、想像もつかないようなあらゆる方法で起こります。
目に見える障壁はわかりやすいですが、
精神的に不安に追い込んできたり、
一見、近道そうなルートを用意して実は道に迷わせようとするものだったり、
まったく音沙汰が無いノーリアクションだったりといった、
引き戻すための最適な手段が選ばれています。



ここまで理解できていれば、
引き戻しが起こることは喜ばしいこととわかります。
天に、宇宙に、正しくオーダーが通っているのですから。

不安にならずに楽しんで進んでいきましょう。


じゅんじゅん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?