上田市に行ってきた
出演した映画『マリの話』の上映を見に、2024年2月20日、長野県上田市に行ってきた。新幹線で長野にはよく行くけれど、上田で降りるのは生涯3度めくらいだと思う。
上映館の上田映劇まで、GoogleマップによるとJRの駅から徒歩11分。だいぶ時間に余裕があったので、劇場の近所にあるらしい本と茶「NABO」 by VALUE BOOKSにまず行ってみた。営業日でないことはわかっていたんだけど、場所を確認したかったので。
バリューブックスというのは、会社や倉庫が上田にある、古本と新刊本を扱っている本屋さんで、私がよく見ているYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」のスポンサーでもある。そしてバリューブックスに飯田さんという方がいるんだけど、この方はゆる言語学ラジオにもたびたび登場し、また最近はご自身のYouTubeチャンネル「積読チャンネル」も始まり、私にとっては何というか、画面を介してよく見る、知っているけど違う世界の人、みたいな感じなのである。だからいわゆる「聖地巡礼」感覚でNABOに行ってみたわけです。
ちなみにこのClichéパーカーは、バリューブックスから買ったゆる言語学ラジオグッズ。
そして上田映劇へ。こちらの劇場では上映作品のはんこが作られていて、専用のノートを買うと観劇時にその作品のはんこを押してもらえる。『マリの話』は成田結美さんとピエール瀧さんが飲食店で並んで話しているシーンだ。私はこのシーンの最後ら辺の成田さんがとても好きなので、にやにやしてしまう。劇場のカフェでコーヒーを買って入ると、場内にお客さんは数人だった。平日の14:30だからな。もちろん満席が望ましいのだろうけど、私は、映画の、この、演劇公演とは違う採算ラインのあり方(だと思っている。間違っているかもしれない)が好きです。そこに行けばいつでも何か上映されている場所が街の中にあるというのは、とてもいいことだと思う。
私は『マリの話』は年末年始にシモキタ エキマエ シネマ K2で5、6回見ているけれど、違う映画館の違うスクリーンだとまた感じが違いますね。大きさだけじゃなく、表面の質感も違うように感じた。
映画を見たあとは、近くの犀の角へ。ここは劇場だけどカフェでもあり、ゲストハウスもやっている。コワーキングスペースでもあるみたい。上田映劇の方も打ち合わせか何かでいらしていた。私は神奈川に住んでいて、普段周りの人に「バリューブックスという本屋さんがあって、」と言っても知らない人ばかりなんだけど、犀の角の人や映劇の人は、あー、はいはいバリューブックスね、と知っていて、バリューブックスの飯田さんのことももちろん知っていて、
「え、飯田さんとも繋がってるんですか?」
と聞かれた。繋がってないです、私が一方的にYouTubeで見て知ってるだけです、と言ってゆる言語学ラジオや積読チャンネルのことを話した。上田の人たちは、
「へー、飯田さんそんなこともやってるんだ」
と言った。
まとまりも引きもなくてすみません。自分が出演してる映画を見に上田に行ったら聖地巡礼みたいになった話でした。5月には、出演した『義父養父』という映画も上田映劇にて上映されるので、次は5月に来ますと言って帰ってきました。
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