夏の訪れを告げる朝顔市
東京・下町 入谷で7月6日、7日と2日間開催される
「朝顔市」
夏の訪れを告げるイベントです。
鬼子母神前の歩道にはたくさんの
朝顔が並びます。
入谷の朝顔の歴史
朝顔が日本に伝わったのは奈良時代で
薬草として入ってきたそうです。
伝来から1000年後の江戸時代中期以降に、
観賞用として朝顔はブームになり
各地で品評会が開かれるほどだったとのこと。
中でも入谷に住んでいた
「成田屋留次郎」の朝顔は大変すばらしく
有名になり、葛飾北斎、歌川広重など数多くの浮世絵にも
入谷の朝顔が登場するまでになっていきました。
明治維新の混乱が落ち着いた頃、入谷の通りは
十数軒の植木屋が朝顔を栽培して、
全国から入場料を払ってまで見物に来るほどの
大盛況となったそうです。
都市化に伴い、大正2年入谷の植木屋は
姿を消してしまいました。
そして・・・それから約35年後の
昭和23年に下谷観光連盟、
地元の有志の尽力、台東区の後援もあり
入谷に朝顔が立つようになり、今のような下町の
夏の風物詩として定着していきました。
毎年数十万人の人が訪れるのだそうです。
朝顔は朝早く開花するイメージがありますが
大輪の花をしっかり見せてくれるのは
9時~10時頃。
気温上昇と混雑を考慮して
8時頃いきましたが
開花途中の朝顔も多かったですね。
お値段は2,500~3,000円くらいでしょうか。
新作 団十郎は色が素敵でした。
17時ころからは歩行者天国になり
露店もでて縁日がはじまり
熱気あふれ
下町の夏だ==と
思わせてくれますよ。
朝顔市が終わると
浅草ほおずき市。
下町の夏の風物詩が続きます
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