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ペアレンツバッグの運用と中身

私と配偶者のペアレンツバッグ(マザーズバッグ)の運用や中身、それに伴う困りごとの解決アイデアについてまとめています。


1.我が家の子育て環境

※時間は外出先の滞在時間に移動時間を加えたものです。

〈平日〉
・保護者1人
・主に徒歩
・主に抱っこ紐、たまに自家用ベビーカー
・日々の散歩や買い物は30分〜1時間程度
・たまに支援センターや児童館などに1〜2時間程度

〈休日〉
・保護者2人
・主に車
・主に抱っこ紐か施設のベビーカー、たまに自家用ベビーカー
・買い出しの日は近所に1〜1.5時間程度
・お出かけの日は1〜4時間程度


2.ペアレンツバッグの条件

(1)平日の散歩と休日の買い出し

貴重品と自分の手荷物に加えて、近所用ポーチ(おむつと着替え少量だけ)があれば充分です(後述)。


(2)平日の支援センターと休日のお出かけ

こちらはペアレンツバッグが必要です。

支援センターや児童館は徒歩で行くことが多いので、建物内にペアレンツバッグそのものを持っていきます。
支援センターは剥き出しロッカーとはいえ、バッグに目が届く規模感なので、必要に応じてロッカーから荷物を取る運用です。
児童館など広い建物の場合も荷物は剥き出しロッカーに入れ、身につけるのは貴重品のみで、それ以外の荷物は必要に応じて取りに行く運用です。

お出かけは車なので、車に荷物を置くことが可能です。しかし状況によって持っていくものは変わります。
例えば困った時に駐車場にすぐ戻れるような規模感のショッピングモールに行くお出かけなら、移動時間はペアレンツバッグをフルセットでほしいです。
一方でショッピングモール内では買い物も増えるので、おむつだけ、またはおむつとミルクだけを持っていきたいです。
まだ行ったことはないですが、例えば動物園どの施設なら、ペアレンツバッグをフルセット持って行くことになります。

形状としては自家用のベビーカーより抱っこ紐が多いので、リュックが前提となります。
また使用者は私と配偶者両方であるため、両者が使いやすいデザインであってほしいです。
容量は大きいほうが望ましいです。
今後離乳食セットが加わることや、自分の手荷物(いつものポーチや自分用水筒やモバイルバッテリーなど)を入れることを考えると25〜30L程度ほしいです。

以上をまとめると、我が家がペアレンツバッグに求める条件は以下の通りです。

・リュックタイプ
・容量は25〜30L
・私と配偶者両方が使いやすいデザイン
・場合に応じて、貴重品だけを持ち歩ける
・場合に応じて、貴重品とおむつセットだけを持ち歩ける
・場合に応じて、貴重品とおむつセットとミルクセットだけを持ち歩ける


3.ペアレンツバッグの運用

(1)当初の運用

これまでは貴重品ショルダーとリュックのペアレンツバッグの2個持ちをしていました。
まず抱っこ紐をつけ、貴重品ショルダーを右肩に肩がけし、リュックを背負うという感じです。

しかし、抱っこ紐+バッグ2個持ちは、すべてが肩にかかってくるので面倒ですし、紐類が多くて取り外ししづらいです。

また、ショッピングモールで重いペアレンツバッグ本体は車に置いておき、おむつポーチだけ、またはおむつセットとミルクセットだけ持ち歩きたいという時に困りました。
おむつセットとミルクセットをバッグから引っ張り出して、別のサブバッグ(布のトート)に移動するのが手間だったからです。

さらにこの場合に、配偶者がいても一時的に抱っこ紐+貴重品ショルダー+おむつセット・ミルクセット入りサブトートという状況になることもあり、その時にも取り回しが悪く感じました。


(2)現在の運用

バッグの外観ずばりは特定力が高いため、言葉で説明すると「ポーチとショルダーバッグが取り外せるリュック」です。
イラストにするとこんな感じ。

リュックの絵。
リュックの前面の上下に取り外せるポーチとショルダーバッグがある。
リュックの下部にはショルダー用の紐の絵がある。

具体的には以下のようなタイプのバッグです。こちらは取り外せるのはショルダーのみですが。
https://aeonretail.com/product/0/P-2313671996007/

ポーチ部分には貴重品を入れます。
※リュックに貴重品を入れられるのは田舎であるためなので、満員電車などに乗るような人は見えない場所に貴重品を入れるのは避けてくださいね。

ショルダーバッグ部分にはおむつポーチを入れます。
メイン部分にはそれ以外の、毎回使わないが場合によって使うような荷物を入れます。

貴重品だけ持ち歩きたい場合は、ポーチ部分を取り外してショルダーベルトでぶら下げます。
貴重品とおむつポーチを持ち歩きたい場合は、ポーチ部分とショルダーバッグ部分をショルダーベルトでぶら下げます。
これに追加でミルクが必要な場合は、ショルダーバッグ部分にミルク1回分(哺乳瓶+液体ミルク+シリコンバッグ)を入れます。


4.ペアレンツバッグの中身

車移動も多いため、ペアレンツバッグの荷物は多めです。

とくに遠出の場合、哺乳瓶とミルクは1回分余分に持っていきます。
これは車で移動するため、事故などで予想外のひどい渋滞に引っかかった場合(すでに経験済み)に授乳タイミングが来てしまうことがあるのが理由です。

我が家では以下のものをペアレンツバッグに入れています。
今後、離乳食セットが増える予定です。

凡例:
●いつも入れるもの
◯予定に応じて入れるもの
■入れっぱなしにしているもの

〈おむつセット:旅行用圧縮ポーチXSサイズ〉
■おむつ
■おしりふき
■おむつ替えシート
■防臭袋

〈ミルクセット:撥水生地のポーチ〉
●哺乳瓶
●マグ
●液体ミルクのアタッチメント
■液体ミルク
■シリコンバッグ
■粉ミルク
■粉ミルクの袋どめクリップ
■紙パック麦茶
■ミニウェットティッシュ
■携帯用ハンドソープ
ミニ哺乳瓶洗いセット

※シリコンバッグはお湯を注いで液体ミルクを温めるためのもの。

〈着替えセット:旅行用圧縮ポーチSサイズ〉
●子どもの着替え、インナー
●スタイ
■保護者の着替え
■ガーゼ
速乾タオル

※保護者の着替えは、上の服を吐き戻しなどで汚された時用のTシャツまたはロンTなど。メンズM〜Lサイズなので配偶者と共有できる。

〈小物セット:ビニールポーチ〉
■ペーパータオル
■ティッシュ
■保湿クリーム
■日焼け止め
■洗浄綿
■ジッパー付き保存袋
■ごみ袋

〈おもちゃセット:巾着袋〉
●お気に入りのおもちゃ
■二軍のおもちゃ
■ミニ絵本

〈母子手帳セット:A5メッシュポーチ〉
●母子手帳
●お薬手帳
●保険証など

〈単体で入れるもの〉
◯お湯の水筒
■クリアファイル
■折りたたみ晴雨兼用傘

〈保護者の手荷物〉
自分用ポーチ
●アルコールウエットティッシュ
●水筒
◯帽子・アームカバー・上着類
◯モバイルバッテリー


5.近所用ポーチの中身

徒歩圏内やすぐ帰れるような近所に行く場合は、ショルダーバッグに近所用ポーチを入れて出かけています。
それ以外の荷物は、貴重品と自分の手荷物(自分用ポーチなど)です。

近所用ポーチの中身は以下の通りです。

・おむつ2枚(防臭袋でそれぞれ包む)
・ミニおしりふき
・おむつ替えシート
・着替えとスタイ(防臭袋で包む)


6.抱っこ紐とショルダーバッグの併用のアイデア

抱っこ紐をつけて、ショルダーバッグを肩がけ(斜めがけしない)場合、ショルダーバッグがずり落ちやすいです。
セリアのベルトカラビナのようなグッズを抱っこ紐に着けておくと、ショルダーバッグのずり落ちを防止できます。
安いのでオススメです。

以下の記事の「セリアのベルトカラビナ」の項目を参照してください。
サンキュ!「【セリア】飛ぶように売れてる「アウトドアで大活躍」超優秀人気グッズ3選」https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=194295

自分の知っているセリア店舗だと、旅行用小分けボトルや旅行用ポーチなどが置かれたコーナーにありました。


7.ペアレンツバッグの忘れ物防止アイデア

自分だけでなく、やや慣れない配偶者が荷物を準備することもあるので、いつも追加で入れるものをチェックリスト化して忘れ物を防いでいます。

「忘れ物チェッカー」などでウェブ検索すると出てくる商品です。
ポールチェーンなどでぶら下げられるタイプがオススメです。
キャラクター柄などかわいいのもあります。
シールなどに必要な項目がない場合、プラ部分に油性ペンで書いたらよいかと思います。高濃度のアルコール(手ピカジェルなど)でこすれば油性ペンの文字は消えます。

具体的には以下のような商品。https://www.yodobashi.com/product/100000001006291243/

我が家ではかわいいキャラクター柄の6項目の忘れ物チェッカーをリュックの外側に吊るしています。
チェックリストの項目は以下の通りです。

・母子手帳
・おむつ、おしりふき
・哺乳瓶、マグ
・粉ミルク、液体ミルク、麦茶
・着替え、スタイ
・おもちゃ


8.最後に

自分が半年弱ペアレンツバッグを運用してきて、困ったことやアイデアを書いてみました。参考になれば幸いです。