就職シンドローム🌁
最近、就職活動で忙しい学生が増えてきました。そんな中、講座内でとても興味深い会話がありました。
S君という学生が、就職活動について講師に相談していた時のことです。
S君「どうしようか迷っているけど、公務員にしようかな~。」
そこで、人生熟練組の参加者が言いました。
「面白くねぇぞぉ!!」
その場は笑いに包まれましたが、考えてみれば、就職活動は安心なのか、将来性を選ぶのか、やりがいを重視するのか、選択肢は人それぞれ。何を重視するのかで、その選択は変わってくるのかもしれません。
そんな出来事もあって、家に帰ってから何気に見た地上波のテレビ。
フワッとNHKで「街角ピアノ」が放送されていました。
美しいピアノの音色に耳を傾けていると、曲が終わって周囲にいた皆さんが拍手します。
そして、奏者へのインタビューが始まりました。
インタビュアーが聞きます。
「よくピアノを弾きに来ますか?」
それに対して奏者がこう答えました。
「ピアノを弾いている時、自分自身が価値ある存在と感じられるんです!」と。
あぁ・・。
確かに、人々に喜びを与えられるのが、街角ピアノでもある。
あぁ(深い・・)、そうかも。
当然、仕事にも言えるかも。
ふと、思い返して、カルチャー教室の講師たちも同じようなことを言っていたな、と気づきました。
「人に感謝して、喜んでもらえる仕事は、本当に素晴らしい。」と。その喜びが直接戻ってくる仕事って、やっぱり特別なんです。
仕事を選ぶときって、幸せな人生を送るための大切な瞬間かもしれません。
仕事で価値ある瞬間って大切だな!と思います。次回、まだ若いS君と出会ったときには、こういう考え方もあるかも!と伝えてみようかなと思います。
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