ファインプレー国宝!「バントは無意味」を決定づける!
こんにちは。
遠藤弘隆です。
本日は2019年千葉ロッテマリーンズ中村奨吾選手のファインプレーを紹介します!
このファインプレー、一見よくわからない方もいると思います!
でも、わかったときに「なるほど」となるような頭脳派ファインプレーです!
中村奨吾の頭脳プレー【プロでも判断に迷う?】
登場人物
<千葉ロッテマリーンズ>
主演:中村奨吾選手(二塁手) 以降:中村
助演:田村龍弘選手(捕手) 以降:田村
<日本ハムファイターズ>
渡邉諒選手(一塁走者) 以降:渡邉
石井一成選手(打者) 以降:石井
ストーリー
石井が送りバント
しかしフェアゾーンに小フライを打ち上げてしまう
石井は田村が捕球するものと思い走らない
田村は石井が走らない様子を見てわざとワンバウンドで捕球、そのまま一塁の中村に送球
中村は捕球し一塁ベースを外し、一塁ベース上にいる渡邉にタッチ、その後一塁ベースを踏む
渡邉と石井はアウトになり2アウト
解説
中村が田村からの送球を捕球し"一塁ベースを外し"渡邉にタッチしたところがポイントです
一塁ベースを外しているため、打者石井はまだアウトになっていない
つまり、一塁走者渡邉は二塁に進塁していないといけない
しかし、そのまま一塁ベース上にいたためタッチすればアウトになる
このプレーで1アウト
そして、その後中村は一塁ベースを踏んだため、打者石井はアウトで2アウト
中村のとっさの頭脳プレーが思わぬファインプレーとなった
渡邉はどうすればよかった?
正直手詰まりに近い
・最初から二塁に進塁を狙う→田村が石井のフライを捕球し1アウト、一塁に送球し2アウト
・田村がワンバウンド捕球してから二塁に進塁を狙う→田村が二塁に送球し1アウト、遊撃手が一塁に送球し2アウト
・わざと一二塁間で挟まれに行く→田村が一塁に送球し1アウト、一二塁間に渡邉が挟まれ進塁もしくは帰塁を狙うが、渡邉は足が早くないので、野手のエラーがない限り2アウト
つまり、どちらにせよアウト
まとめ
バントで打ち上げてしまうのはリスクが高すぎる!
今回の場合、よっぽどのことが無い限り2アウト献上してしまう!
しかも、最近の野球理論セイバーメトリクスでは、「バントは無意味」とまで言われてしまっているのだから特にバントはしない方がいい!
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