廃線路の絶景に癒される穴場スポット! 『愛岐トンネル群』見どころレポ
こんにちは!マックデザインの柴田です。
今回は廃線路の絶景に癒される穴場スポット『愛岐トンネル群』の見どころについてnoteします!
愛岐トンネル群とは
『愛岐トンネル群』は国の登録有形文化財で、毎年春と秋に期間限定公開される愛知の穴場スポットです。
明治時代に開通し昭和41年に廃線となった旧国鉄中央線。愛知県春日井市〜岐阜県多治見市をつなぐ13基のトンネル群のうち4基が公開されています。
散策はJR中央線「定光寺」駅からスタート。
片道1.7kmで往復およそ2時間のコース。
ちなみにワシは3時間でした。
3号トンネル(76m)
実物大の蒸気機関車がプリントされた暖簾がかかるトンネルの入り口。先がどうなってるんだろう?とワクワクさせる演出が◎
3号始発駅
赤レンガの馬蹄型トンネル。
めっちゃかっこいい!
レンガの積み方が緻密。
この写真撮れただけでも来た甲斐あったかも笑
トンネルの中はライトアップされていて幻想的。
3号トンネルの出口が見えてくると左手→山側にある「落石防護柵」。
「昔の資源再利用の証」として明治時代(!)に輸入されたレールをリユースしているそう。
ここから次のトンネルまでは「廃線の残存物」の展示を見たり
竹林の隙間に見える紅葉を楽しみながら散策。
竹林駅
4号トンネル(75m)
トンネルの中から聞こえてくるのは、機関車が汽笛を鳴らしながら通過する効果音♪ 臨場感バッチリじゃないですかw
4号トンネルは一番短いトンネルであっという間に出口。
大モミジ広場が見えてきます。
このトンネルの中から見る景色がめっちゃキレイ〜〜♪
写真撮りたくなること間違いなし。
大モミジ前駅
トンネルを抜けると愛岐トンネルのシンボル"大モミジ"がお出迎え。
ここまで大きなモミジを見たのは初めてかも。
愛知県内最大級だそう。
色づくのはまだこれからでしょうか…。
水車前駅
手作りの「水車」や「ゴリラ岩」「幸福の鐘」の見どころポイントw
マルシェ駅
売店エリアに到着。
グッズやお弁当、ビール等が買えるのはココだけ。
玉野渓谷を眺めながらの一休み。
5号トンネル(99m)
こちらはなんと!専用自転車でトンネル内を走行可能になってます。
レンガ広場前駅
トンネルの出口には「SLの車輪」を展示。
自転車を漕いで動かせる体験コーナーになっていました。
この「レンガ広場」では土日にライブ演奏があるらしく楽しそう。
6号トンネル(333m)
一番長い6号トンネル。
中は真っ暗…と思いきや、妖怪たちが遊びに来ていてかわいい。別名「妖怪隧道」w。
トンネルを抜けると岐阜県との県境。
ココが折り返し地点。
県境駅
左右対象の台形状のウイングは全国でもここだけのトンネル坑口なんだそう。
玉野古道
復路は「もみじ山」に立ち寄って「玉野古道ルート」で帰りました。
もみじ山は一周300メートル、約10分の周回路。360度もみじの世界なんですが、紅葉はまだこれからといった感じ。
玉野古道ルートを歩くと暗渠が見学できます。
この暗渠は廃線の下に造られたレンガ製の排水路で入場可能。かなりの深さ。
ちょっと怖かったんですが、どこか幻想的で素敵な空間でした。
切石とレンガの橋台と自然のコントラスト
子どもが遊べるブランコや平均台
ボルダリングまでありました。
写真撮ったり、休憩したりで、往復3時間のコース。
いい運動にもなりました。
ここに来なければ知らなかったことや見られない景色が満載。最初から最後まで飽きることなく散策できて大満足!
来場者を楽しませる工夫が至る所にしてあるのも保存会の方たちの努力のおかげなんですよね。ありがとうございます!
来年春の特別公開もまた来たい!と思う愛岐トンネル群の特別公開でした!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
それではまた次のnoteで!