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ポラロイドの魅力 1
ポラロイドにはポラロイドだけの沢山の魅力があります。
1.高性能な「SX-70」がすごい
ポラロイドカメラは1948年に発売されてから、いろいろなモデルがあり、使うフィルムもいろいろあるのですが、僕が紹介するのは、今でもフィルムが手に入る1972年に誕生した折り畳み式の一眼レフポラロイドカメラ「SX-70」シリーズです。
このSX-70シリーズのすごいところは何といっても、折り畳み式というところです。
こちらは、僕が愛用しているSX-70のソナー付き。1981年製ですが、ちゃんと動きます。超音波でオートフォーカスが可能です。マニュアル切り替えもできるので、とても便利です。デジカメなどのオートフォーカスと違って、超音波なので、ガラスなどの透過物は苦手ですが、暗かったり、明暗差が無いものでもかなり正確にピントを合わせてくれるすぐれものです。本来は茶色や黒の皮が貼られているのですが、剥がして自分で布を貼っています。簡単に着せ替え出来るのもポラの魅力の一つなので、皮の張替えについても今度紹介したいと思います。
そして、いろいろあるポラロイドカメラの中でも、一眼レフなのはSX-70シリーズだけです。
一眼レフというのは、ミラー(鏡)を使ってレンズに写る景色と同じものをファインダーで見ることができるカメラのことです。最近はミラーレス一眼などのデジカメが主流で一眼レフに必要不可欠だったミラーがなくなり小型化が進んでいますが、フィルムカメラではミラーが動くスペースを確保するために一眼レフカメラは大きくなってしまうという欠点を、折り畳むというアイデアで克服しました。
一眼レフだとファインダーを覗いて構図やピント、ボケ具合を確認できるのと、ファインダーを覗くと目の前の世界が違って見えることがあるので、僕は一眼レフが好きです。最近は、スマホやファインダーのないデジカメが多いので、ファインダーを覗くワクワク感をみなさんにも味わってほしいです。
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