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プレシーズンマッチ ペイサーズ vs キャバリアーズ 2023年10月20日

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近頃noteを書くのをさぼってしまい、このキャブス戦を含め3試合分溜まっている。でも僕はいまとても良い気持ちで書くことができている。ありがとうペイサーズ。
全試合について書くと決めたんだから、がんばって書く。
僕はこのnoteを、いつか繋げて本みたいにしたいと思っている。表紙はネバーエンディングストーリーみたいに豪華にして、Pの紋章を付けよう。
途中からですます調じゃなくなっているのは、しょうがない。
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プレシーズン最後の試合は、現地11月3日(金)のインシーズン・トーナメント初戦で当たるキャバリアーズ戦。昨年加入したドノバン・ミッチェルに、モーブリー、ガーランドなどシブい選手を擁するキャブスは、何だか冷静に、手堅く、勝ち星を重ねていく強豪チーム、に見える。でもそんなのぶち壊そう。
この試合はガーランドが欠場。

1Q、1点目からBブラウンアシスト→トッピンのアリウープで、のろしを上げる。相変わらずマスリンのシュートフォームが安定しており、ワイドオープン時の決定率は昨年に比べてだいぶ安心感がある。体が流れていてもショットは安定している。

そして、早くもその瞬間が訪れる。ターナーの好ディフェンスからトッピンが走り、マスリンのファストバウンスパスを受けてレッグスルースラムダンク。これは感動した。「これからよろしく、トッピン!!」って思った。ニックスのユニフォーム着てるときはチャラそうな奴と思ってたけど、ペイサーズだと激シブ。

その後はハリバートンのダンク、ターナーのスピンムーブからのレイアップなども見られ、さらにディフェンスの堅さも際立っており、なんて素晴らしい第1クォーターなんだと呟きそうになった。
最後の方でターンオーバーが増え、一気にリードを奪い返されるほど失速したのは残念だったけど、一番最後にバディがちゃっかりスリーを決めて同点で2Qへ。
やりたいことがやれている。やるべきことがやれている。だからなんかこのゲームは勝てる気がした。

2Q、ネムハードが精彩を欠き、あっという間に11点差になるが、全員がサボらず体を動かし、パスを回すことできっちり喰らいつき、流れを持って行かせない。「流れを持って行かれない」感じは観ている方にも伝わってくるんだなと思った。

Bブラウン、マスリンの連続3Pが反撃のきっかけとなった。
何度も書いているが、今季のマスリンはほんとに顔つきが違う。8:55のBブラウンのスリーをアシストしたときの顔を是非見てほしい。

キャブスがインサイドを攻めてくるが、Bブラウン、ターナーを中心としたペイサーズのゴール下のディフェンスが堅い。
ハッスルプレーをする選手が増え、良い文化が出来ていることを実感。

3Q、互いに集中力を切らさず拮抗した展開になるが、中盤から入ったスミスのしつこいディフェンスがモブリーに効果てきめん。相手のインサイドを封じられたことは、大きな助けになった。

一時的にリードを許すも、ヒールドのスリーなどで取り戻す。このQはオフェンスの選択がとてもよかったと思う。これで負けてしまっても、納得できるというものだ。

3Q最終盤、スミスのプットバックダンク後のぶら下がりがテクニカルファウルを取られる。スミスは猛抗議していたが、なんかルール変わったのかな?
おもしろいのは、その直後にモーブリーも同じ反則を取られたこと。リングにぶら下がるのを見るや否やカーライルが光の速さで抗議に飛び出してきたのは少し笑った。ファンは大盛り上がりだった。

4Q、引き続きスミスがディフェンスで存在感を発揮する。ここぞの場面でブロックショットを決め、クリーンなディフェンスで相手を跳ね返す。本当に存在感があった。

ディフェンスでリズムを作り、ドライブやスミスのオフェンシブリバウンドなどで手堅く得点を重ねながら、隙あらばヒールドがスリーで離していく、理想的な展開となる。
ハリバートンが「キャリア初のブロック」とジョークを飛ばしたヒールドのブロックショットから、そのままカウンターで3Pを決めるという珍しいシーンもあった。

8:37にルーキー2人がコートIN。そこからネムハードがアクセル全開でチャージ開始。スティール、レイアップ、チャージングも取り、ぐいぐい勝利を引き寄せる。

悲報。シェパードもぶら下がりルールに引っかかりテクニカルを吹かれる。

・・・こんな感じの試合だった。
ターンオーバーが多すぎる(22個)けど、それを帳消しにできるくらい守備意識の高さ、ショットセレクションの良さが光った。

個人的ハイライトは、トッピンとスミス。
スミスは、スタッツは全然だが、数字に表れない活躍で存在感があった。
スミスが変わってくれて、嬉しい限りだ。


CLE 104 - 109 IND
トッピン 26min 17P 9REB 1AST
ハリバートン 28min 14P 4REB 9AST 4STL 1BLK
ターナー 23min 8P 9REB 2AST 1BLK
B.ブラウン 23min 9P 5REB 1AST 1STL
マスリン 22min 9P 2REB 2AST 1STL
ネムハード 23min 13P 2REB 2AST 1STL
ヒールド 18min 20P 4REB 1AST 1STL 2BLK
(CLE)
ミッチェル 28P 3REB 4AST 2STL
モーブリー 18P 8REB 2AST 2STL 1BLK

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