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The Funky Pacers' Opening Night | Game 1 vs Wizards | Oct 25, 2023

ついに2023-2024シーズンが始まった!
タレント不足という他者からの評価はあるものの、そんなことは当たり前である。十分なタレントを備えたチームはおめでとう。がんばってくれ。
長年ペイサーズファンの身からすれば、近年稀に見る納得感のあるチームで挑む今シーズンは楽しみで仕方がない。

Bally Sportsのチーム紹介ムービーが、ヒップホップっぽくなり他チームに引けを取らないカッコいい出来になっていた。今季はオビ・トッピンやブルース・ブラウン、ジェイレス・ウォーカーなど、陽の気を持ってきてくれそうな選手たちがたくさん入団し、チームの雰囲気はとてもファンキーだ。それに応えるように、昨季の生真面目なムービーから一新しかっこいいムービーを作ってくれた。ワクワクをありがとう!

一番最後に入場してきたハリバートンが、ファンに短めの挨拶。
いよいよ始まる。

1Q、いきなりハリバートンのずっこけから失点。ゲインブリッジ・フィールドハウスが不思議な空気に包まれる。奇しくも伝説のずっこけと揶揄されたアメリカ代表でのW杯準決勝・ドイツ戦でのずっこけと同じ右サイドライン付近での転倒。おそらく今季の悪運をここで使い果たしたんだ。ハリバートンは真剣な表情を崩さない。

試合はややウィザーズ優位のハイスコア気味に進むが、1Q途中から入って来たプレシーズン絶好調のスミスが活躍。高い技術に裏付けられたクリーンなゴール下ディフェンス、インサイドオフェンス、3Pと凄まじい存在感を発揮した。

2Qはマスリンが躍動。
ミドルジャンパー、3P、ドライブしてのダンク、レイアップ、ドローファウル。オーラがまるでコービー。
逆転し68-73の5点リードでハーフタイムへ。

3Q、お世辞なしにスミスが大活躍。オフェンスリバウンドを連発し、ティップインを決める。7:55ぐらいの、パス回しからハリバートンのスリーのミスをスミスがリバウンド→トッピン→ハリバートンがスリーを決める流れは最高だった。
パス回しのチームにおいて、オフェンスリバウンドの威力は絶大だな。
スミスはプレーに絡んでいく積極性も上がり、このオフに本当に真剣に改善に取り組んだのが明らかにわかる。えらい!!

4Qはヒールドのスリーから始まり、マスリンのスピンムーブからのレイアップ、ネムハードのミドル、ネムハードが切り込んでゴール下のターナーにアシスト、ニースミスのスリー、Bブラウンのスリーと、ここまで1本も外さず連続で決める。
やや出来すぎだが、パスが全体によく回っており、シュートの調子が悪くてもおもしろい試合ができるのではないかと感じた。偶然掴んだモメンタムではなく、次の試合にも生かせそうな、パーマネントな武器を見た気がする。

ガベージタイムはウォーラ、ウォーカー、シェパードが登場。
ウォーカーはシュート不調で0/5。あせらずに、まずはNBAのディフェンスレベルに慣れながら、ポテンシャルを遺憾なく発揮してほしい。
試合終盤には、後ろからはたき落とすスティールでトランジションに持ち込み、ウォーラ→ジャクソンのアリウープに繋げるシーンもあった。

良い試合だった。
それもただ単発で良い試合だったというわけではなく、次に繋がるチームワークでの勝利だったことが嬉しい。この日の勝ち方は、持続できる。
そして、たくさんのMIP級の選手たち(マスリン、スミス、ニースミス、あとターナーも)の活躍がうれしい。
今季のペイサーズの行方を占う、すばらしい勝利だった。


WAS 120 - 143 IND
B.ブラウン 24P(FG:8/11,3P:6/8) 3REB 1AST 1STL
ハリバートン 20P 3REB 11AST 1STL 2BLK
マスリン 18P 4REB 5AST 2STL
ターナー 11P 8REB 1AST 3BLK
トッピン 19min 11P 4REB 1AST 1STL
ヒールド 14P 2REB 5AST 1STL 1BLK
ネムハード 12P 4REB 10AST
スミス  13min 13P(FG:5/6 3P:2/2) 8REB(OREB:3) 1STL

(WAS)
クズマ 25P 2REB 2BLK
プール 18P 2REB 5AST 1STL 1BLK

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