All-Star 2024 Indy (なんか辛口になってしまった)
思えばコロナ前からインディアナポリスでのオールスター開催のカウントダウンが始まっており、まさかの延期でつらい気持ちになってからはまた遠い先の話のように思えていたオールスター in Indy。気が付いたらその日を迎えていた。
ハリバートンが圧倒的得票数で東のスターターPGに。彼がいるだけで、ペイサーズがしょぼいチームに見えないんだから本当にすごい。
レジー・ミラーもインタビューで「私はハリバートンがこのチームをチャンピオンシップに導くことができると心から信じている」と力強く語ってくれた。「彼は人々を団結させる」とも。
僕もミラーが感じたのとおそらく同様に、ハリバートンには「本物」を感じる。
★ライジング・スターズ
マスリンがホームの声援に後押しされいい感じにエゴを発揮し、MVP獲得。
やっぱりマスリンには1番が似合う。マスリン、チームで1番のエースになってくれよ。
★スキルズチャレンジ
チーム・ペイサーズ(ハリバートン/ターナー/マスリン)が優勝。
なんか地元チームが優勝するのがお約束みたいな感じになっており、他のチームも手を抜いてペイサーズに花を持たせてくれた感があった。
それは良いのだが、やるならもうちょっと上手にやれよと相手チームに思うこともあった。ドリブルするレーンを間違えて一瞬で負け確定にさせるマクシーとバンケロ。そして利き手ではない左手でシュートをしたアンソニー・エドワーズ。こういうのは優勝の価値を下げるだけで誰も面白くないので、やめてほしい。特にエドワーズのは、自分たちが勝てなかった言い訳にもなるしなんかセコくて嫌だった。なんかショービジネスIQが低いなと思った。
★スラムダンクコンテスト
マック・マクラングが余裕の優勝。見ていて直感的/本能的にワッと驚きの声を上げてしまったのは彼だけだったし、最後の50点満点ダンクは拍手してしまった。
前述したショービジネスIQの話にも少し通じるものがあるかもしれないのだけど、基本的に自分にハードルを課して乗り越えて「ほらスゴイでしょ」っていうのはあまりビビッと来ない。来る人もいるのかもしれないけど、僕にはそのセンサーはない。
シンプルに、己の持つ超人的能力と創造性を100%出して驚かせてほしい。それだけ。目隠ししてダンクするのでキレ味悪いです、変な靴履いてジャンプするので高さ出ないです、ていうのは何がすごいのか理解ができない。
★オールスター本戦
5連続スリーでいきなりハリバートンショーが見れて嬉しかった。MVPはリラードだったけど、まあ忖度なしなら妥当だろう。あからさまに狙いに行ってたのはちょっとだけ寒かった。でもそういう性格ゆえにリラードなんだろうと思う。ハリバートンはそういう次元を超えてもっとでっかい存在になってほしいな。
(ヘッダーイラスト by moko✌)