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ミシガンカラー or ペイサーズカラー

最近、カレッジ風の自体で「MICHIGAN」と書かれているスウェットやTシャツを着ている人をよく見る気がします。なんか、流行ってるのかな?

でも、色がミシガンカラー(紺と黄色)じゃない。
カレッジって、全スポーツチームが同じ色だった気がするけど、違ったっけ。著作権に抵触しないよう、あくまでただのアメリカの地名ですと言い張るために、関係ない色にしてあるのだろうか。

こんな時だからこそ、オフィシャル商品はカッコよく見えるんですよね。
先日、原宿のChameleonというお店で黄色のグランドに紺色でMICHIGANとロゴマークのでっかいMが描かれたMitchell & Ness製のオフィシャルTシャツを買いました。

やはり、本物は歴史から来る存在感が違います。普段のファッションと合わせにくかったって、構わないです。それを着ることで、元気が出るかどうかなんです。

Chameleonは特にスポーツ系のアメリカ古着(今回買ったミシガンTは新品)がとても充実していて、よく見物に行きます。

マスターも店員さんも、ヴィンテージ・アメリカン・スポーツウェアが大好きで、僕のようなNBA好きのロマンを理解してくれて話をしてくれるし話を聞いてくれるし、とても心地良いです。ペイサーズファンと伝えても奇異な目で見ることもなく、レジー・ミラーの名前を出してくれたり、とてもニュートラルな感じが大好きです。
商品数も、店頭と倉庫を合わせて相当な数(数千種類?)を所有しているらしく、いつ来てもラインナップが違って楽しいです。

店内を物色していたら、黄色×紺×白のスリートーンのナイキのナイロンブルゾンを見つけ、思わず「ペイサーズカラーだ~」と呟いてしまいました。
その時店員さんが「これをペイサーズカラーって呼ぶ人、珍しいですね!初めて見たかもしれない。よくミシガンカラーって呼ばれるんですよ」と言っていて、ああ確かに、と思ったのですが、大学の方が有名って、すごいですね。この配色は大学とペイサーズと、どっちが先なんだろう。
まあそれだけ、NBAにおいてはペイサーズは激シブなチームということなんでしょうね。

ところで、ミシガン大学はユニフォームカラーはペイサーズだけど、同じ地域のNBAチームはデトロイト・ピストンズです。
ピストンズのホームコート、リトル・シーザーズ・アリーナは、ミシガン大学から車で7分の距離。めっちゃ近い。

あまり掘り返したくないけど、よりによって、ちょっと昔ペイサーズとNBA史に残る大乱闘を繰り広げたピストンズというのが、不思議なめぐり合わせだなあと思ってしまいました。誰もこんなこと気にしてないだろうけど。

アメリカのカレッジバスケはまだちゃんと見れていないので、文化的なことは知らないのですが、プロチームよりもカレッジの方がよりチームの「色」が重要で、誇りを持っているのかなと思いました。NBAのチームは結構コロコロ色変えるし。

ペイサーズも、一度優勝とかしたら、黄色と紺 ゴールドとブルーの配色はペイサーズカラーと呼ぶのがメジャーになったりするような、旋風を起こすことはできるのだろうか。
そのときのために、ユニフォームはもうちょっとわかりやすく「色」を押し出してほしいなと思うことがあります。いまのユニフォーム、ちょっとだけ、ハリバートンがツイッターで嫌いと言っていた「minimalism in sports」が入っていないでしょうか。

かつてのピンストライプジャージのような、もっとチームカラーをはっきり出したデザインにしてほしいのと、ブルズやセルティックスのように、チームカラーを前面に出したユニフォームデザインの「一貫性」もほしいです。
それが、チームの歴史を彩り、人々の記憶に残るものになるんじゃないかなと思います。

ペイサーズカラーというものを世界に知らしめてほしいです。

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