フルスロットル | Game 19 / インシーズン・トーナメント ノックアウトラウンド準々決勝 vs セルティックス | 2023年12月4日

この試合は、ちゃんとメモを取っていなくて、もう時間が経ってしまったので詳細は書けない。
でも良いゲームだったと思う。

今季のペイサーズは開幕前には思いもしなかったノーガードで殴り合いを制するスタイルに傾倒していて、いまのメンツでそれをやっているとプレーオフ前に燃え尽きて終わる未来が見える。正直インシーズントーナメントの予選を全勝したのもまぐれだと思っている。

初戦で、前回圧倒的なディフェンスの前に何もできずトラウマを植え付けられたセルティックスと当たると知って、終わったと思った。

いま思うと、なぜ勝てたのかわからない。
唯一僕のメモ帳に書いてあったのは「ターナー覇気がある」だった。
要は、ペイサーズが皆よく走り、オフボールで相手を撹乱し、「ペイサーズの試合」を最大レベルで実行したのだろうと思う。
各ラウンドが一戦で勝負がつき、かつチャンピオンシップまでの試合数も非常に少ないから、短距離走のような瞬発力と集中力を発揮できたのかもしれない。
ここまでやって、ペイサーズはやっと勝てるチームなんだと思う。

正直に言うと、チームが良い方向に行っているとは思えない。いずれ方向転換を迫られるだろう。
でも、一時的に存在したこの超オフェンス偏重型チームが、たまたま2023-2024シーズンに催されたインシーズントーナメントという舞台で、流れ星のように一瞬輝いたという歴史を残すのも、悪くないと思う。

BOS 112 - 122 IND
ハリバートン 26P 10REB 13AST 1STL
ターナー 17P 10REB 1STL 1BLK
ヒールド 21P(FG:7/11,3P:4/6) 2STL
B.ブラウン 13P 8REB 4AST 3STL
マスリン 16P 5REB 2AST
ニースミス 14P 1BLK
(BOS)
テイタム 32P 12REB 6AST 1STL
ブラウン 30P 9REB 1STL 2BLK
ホワイト 18P 4REB 8AST 1STL 1BLK
ハウザー 15P(3P:5/7)