オビ・トッピンをNYKとのトレードで獲得 / ブルース・ブラウンは全然ジョージ・ヒルじゃなかった
まだ確定ではないですが、将来のドラフト2巡目指名権2つとの交換でニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンを獲得、とのAdrian Wojnarowski氏のリポート。
ファン界隈で噂になっていたことが実現した形で、ちょっと驚いています。シブい補強が基本線のペイサーズにしては珍しく華のあるアスリート型のThreat獲得で、嬉しくてついニヤニヤしてしまいました。
トッピンといえば、チームとして2枚3枚上手のニックスの中でも特に活躍された筆頭選手という印象で、その選手を敵から味方に変えてしまったという点だけでも単純にナイスムーブと思ってしまいます。
ニックスではランドルの下で十分なプレイタイムが得られず不満もあったと思いますが、それでも溢れ出るスター性は隠しきれてなかったと思うので、ぜひインディアナで大ブレイクしてくれればと思います。
スター選手の陰で燻っている実力者を搔っ攫うのは、ペイサーズのようなスモールマーケットのチームにおいて最適な強化手段です。そんな強者たちでチームを作れば、そこはもう梁山泊。
契約は来季6.8Mが最終年で、延長になるかFAになるかわからないけど、来季1年やってみて、「あ、ここが俺の居場所だ」って感じてくれるような、チーム的にも個人的にも良い感じの成績を残せれば、自然と良い感じの延長契約になっていくのではないかな~と思います。チームの第一線で活躍できるという幸せを一番噛みしめたい状況だと思うので。
そういう意味で、来シーズンのスターティングPFはトッピンが良いと個人的には思います。JWalkはSFも守れるみたいなので、いろいろ試してみてほしいです。
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前回、Twitterなどでの評価の感じからブルース・ブラウンは全盛期のジョージ・ヒルみたいな選手なのかな~と書いたけど、ハイライトビデオみたら全然違いました。
ダンクすごい、速い、周りとの連携良い、攻撃的な守備。その全てが圧倒的ではないけど、相手チームの弱い部分を確実にチクリと刺しにいき優位性を作り出すような動きが出来る、スーパーロールプレイヤーとの印象を受けました。こんなすごい選手、よく見つけてくるなあ。そしてよく獲得できたなあ。