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ヴェラキッカ考察感想3.5-愛の種類-

作演出:末満健一さんのTRUMPシリーズ最新作、ミュージカル『ヴェラキッカ』考察感想まとめ。
次回予告でキャンディを扱うと言ってましたが、思ったより難航しているので、今回は息ぬきをしたいと思います。

本作中にシオンが古代ギリシャでは愛を8種類に分けていた話をしていました。
愛を分けるなんて、と否定的な反応を示していましたが、そんなちょうどよくノラに愛を向けている人数と、愛の種類の数が合致してたら当てはめて考えないわけがないじゃないか。

よろしいならば当てはめてこ。という箸休め回です。

過去記事まとめはこちら↓

それではさっそく始めていきましょう、の前にワンクッション。



※ゆうて4回しか見ていないので、台詞や展開など間違っているところがほぼ確であります(円盤が出てから確認予定です)
※同シリーズ他作品含め、ネタバレの連続なのでご注意ください
※考察するとはいったものの記載時点の内容になります。今後、加筆修正が入る点、ご留意ください

8種類の愛

愛の分け方にはシオンがあげた古代ギリシャの8つに分けるものと、ラブスタイル類型論という6つに分けるものとがあるみたいでした。
8つの分け方の中に、ラブスタイル類型論の6種類も含まれていて、まとめると下記になります。
—————
*エロス(情欲的な愛)
フィリア(深い友情)
*ルダス(遊びとゲームの愛)
*アガペー(無償の愛)
*プラグマ(永続的な愛)
フィラウティア(自己愛)
*ストルゲー(家族愛)
*マニア(偏執的な愛)
—————
*がついているものがラブスタイル類型論で含まれているものです。
参考サイト:
https://www.cosmopolitan.com/jp/love/relationships/a35007742/8-different-types-of-love-explained/
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラブスタイル類型論

分ける上で考えやすそうなのはラブスタイル類型論のものなのですが、ヴェラキッカの登場人物はノラを除いて8人。
数を合わせられたらねーーーー当てはめないわけにははいきませんよねーーーー。

ということで、無理やり感が否めないですが、やっていきます。

エロス(情欲的な愛)

エロスというと、性的なイメージを持たれがちなように思いますが、ここでいうエロスはロマンティックで情熱的な愛という意味で解釈しています。

エロス→カイ

私の中でカイは、一見クールそうだけれど、熱い思いを秘めている系男子というイメージです。
彼の担当楽曲でも熱く歌っていますし。
こういうキャラクター、オタク好きですよね。私は好きです。

フィリア(深い友情)

無理矢理感が一番強くなってしまいました。

フィリア→クレイ

悩みました。
当てはまるのかと悩んだのですが、クレイの年齢を考えると、友愛と恋情がごっちゃになりそうなというか、好きかどうかが重要で、それの以外の要素(性別、年齢、世間的なしがらみやらなんやら)をあまり意識しない年頃だと判断したので、ここに当てはめようと思います。

ルダス(遊びとゲームの愛)

他のものよりもライト目な愛のルダス。
遊びとゲームと書かれるとんん?となりますが、好意や興奮、という意味も当てはまるそうです。
もうそうなれば、これはこの人しかいないでしょう。

ルダス→マギー

マギー考察回で語りましたが、私の中のマギーのイメージは、本質的に理性的で愉快犯的です。
理性的な人が愛情に振り回されるのも、それはそれで良きものですが、まぁ私の癖は置いておいて。
理性的で愉快犯的な彼女なら、この愛がぴったりだと思います。

アガペー(無償の愛)

これはもう、彼女しかいません。

アガペー→ジョー

私ジョーに夢見すぎてんよ説がめっちゃありますがめげない。
3回目の考察参照なんですけれど、ジョーの愛は与える愛、献身の愛だと思ったので、これしかないなぁ!! となりました。

プラグマ(永続的な愛)

ここの解釈はわりとみなさん合致しているんじゃないでしょうか。
というか、ラストまで見た人ならここが一番早く埋まると思います。

プラグマ→シオン

何もいうまい。

フィラウティア(自己愛)

ここでいう自己愛って、ナルシズムと違った、自己を愛することから他者への愛は始まる的な。
他人を愛するならまずは自分からね?的な意味合いなんですが、あえて解釈を捻じ曲げたい。
なので日本語にします。

自己愛→ロビン

考察はよやりたいなぁ!!

ストルゲー(家族愛)

プラグマに続きここも最短でしょう。

ストルゲー→キャンディ

キャンディしかいないんだなぁ〜〜〜〜。

正直、プラグマにするか悩んだのですが、キャンディの場合まず家族愛があって、家族がいなくなってしまったから永遠に昇華したようなものだと解釈しているのでここに当てはめました。

マニア(偏執的な愛)

マニア→ウィンター

これもいうまでもないですね。
考察回でも偏執的って言葉使ってましたし。
ウィンターというキャラクターを構成する最重要かつ最低限の要素だと思います。

まとめ

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エロス(情熱)→カイ
フィリア(友愛)→クレイ
ルダス(好意)→マギー
アガペー(無償)→ジョー
プラグマ(永遠)→シオン
フィラウティア(自己愛)→ロビン
ストルゲー(家族愛)→キャンディ
マニア(偏執)→ウィンター
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最初からこれ出しとけよ感ありますが、まとめるとこんな感じです。
我ながら、そこそこしっくりくる感じになったんじゃないかと思います。

おそらく、そこ!?と思われそうなのはロビンだと思いますが、自己愛のあまり良くないイメージを持つと、ロビンしかいないと思っています。
書いた通り、早く考察がしたいです。

皆さんの解釈はいかがでしたか?
他の解釈があって当然だと思いますので、ぜひ自分の割り当てを考えてみていただければと思います。

次回は今度こそキャンディをやりたい気持ちはありますが、別の人かキャラ以外の考察に行くかもしれません。
予定は未定でどうぞ。

それでは、また次回。

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