【不思議】怖いと思うと本当に怖い
幽霊の正体見たり枯れ尾花
から今日ははじめます。
年に2〜3回、いつもの帰り道なのに
幽霊が出るんじゃないかと
とてつもなく怖くなる日があるんです。
もちろん、幽霊を見たわけでも、感じたわけでもないです。
ただ、
エレベーターに乗って振り返ると
『雨に濡れた髪の長いコートの女が立ってる』
とか、
エレベーターの窓から一瞬
『赤いコートの女がこっちを見ようとしてる…』
とか、
エレベーターを降りて、家のドアまでの暗い道を
『さーっと音も立てずに長髪のコートの女が…』
とか、
勝手にジャパニーズホラーの演出が始まるわけです。(エレベーターシーンが多いのはきっと逃げれないという怖さを無意識に演出しているのでしょう)
そうなると、もうなんでも怖く見えます!
一度、目玉が落ちてるっ! と卵の殻に悲鳴をあげました。きっと周りの方が怖かったでしょうに…
二度、居もしない包丁持ち血まみれピエロが、寝室のドアの前に立って動かない。 と信じトイレに行けない…
三度、夜中に目が覚めて、洗面台まで寝ぼけて行くと鏡の奥に知らない男が… はぁぁびっくりしたぁっ!と叫び怒られ…
人は見たいように見るとありますが、
いやいや、見たくないものも見えてしまうんですよ。怖いものは。
想像力のある生き物で、
でも、そこがコントロールできない不完全さがありますね。
ジュゴンを人魚と間違えたのも
きっとそんなとこが影響されてるのかなぁと
なんとも切ない梅雨の夜です。