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その時の流行り2 「さくら(ケツメイシ)」

その時々の私の流行りを、時系列を無視してお送りする「その時の流行り」。
もちろん廃りもあるわけで。マイムーブなのよという時もあれば、あのときはね、そうだったのよ、といときもありけり。

2つ目は
『さくら(ケツメイシ)』

オフィシャル: https://www.ketsume.com/discography/detail.html?id=3382&category=discography_album

まずはこれを(参照): https://recochoku.jp/song/S21384277/ あえてのレコチョク

マイムーブ:2005/04〜不定期、都度思い出す

簡単紹介:2005年6月29日 発売『ケツノポリス4』収録。14年前の当時、みんな聴いて心に染みた詩。

発売は6月でしたが、その前からラジオやテレビで流れ、人々の耳から心に染み渡った春の曲。
新しい季節のはじまり、その前に起こる切ない別れ、だからこそまた蘇る声のリフレイン。

2005年当時、わたしは中学2年生。
この年の4月のさくらの季節に、自分は夏に転校すると親から知らされ、楽しい学校生活はいとも簡単に終わりが来ることを、幸せはあっけなく消え行くことを知りました。

勝手にこの曲の主人公になりきり、
1人で悲しい歌を春の歌に変えようとしたものの、
PVのようにいかず、転校して1カ月は、
この歌を聴くと涙が自然と流れたのでした。

振り返ると恵まれた環境にいた小中学時代。
クラスも学年全体も先生とも仲が良く、不良らしい不良がいない、けれども起こる思春期の青い反抗をみんなで包み成長の種にする。

そんな学園生活が、終わる。

この衝撃は今でこそ転校して良かったと、違う世界を知り広がったのは、あの時のと思えますが、なかなか喉元過ぎるまでは、熱く痛いわけで…

前フリが長くなりましたが、
そんな色んな気持ちが詰まった時期を、
一気に思い出させてくれるのが
私にとっての『さくら』です。


「あのケツメイシが、こんなキレイな曲を⁉︎」
ヤンキーが良いことしたら 良い人に見える現象に近い
(私的には1回の大きな良いことよりも、継続する良いことの方がはるかに(行動面で)凄いと思っていますが)
ギャップがあります。

こうしてnoteを書きながらも、歌詞のフレーズが出るたびに、当時の友や学校の校舎が、初夏の気だるい教室の空気と夏草の匂いを思い出します。

『さくら』
10代に 2人約束した こと
今 どうなっているでしょうか。

ほぼ、共感してもらえると思うのは、
当時の恋人と交わした
「ずっと好き」 「離れない」という言葉は
流れ星のようにキラメキ
そして気づいたら消えてますね。
まるでなかったかのように。

秒速五センチメートルが花びらの散るスピードと、そのタイトルの映画に教えてもらいましたが、いやはやそのスピードくらいのはかなさで
10代の恋人との約束は成り立っております。
(だからこそ10代からそのまま結婚の方は凄いなとシンプルに思うわけです)

さくら 色んなことを思い出させてくれます。

#さくら #ケツメイシ #あの頃のまま #甦る

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