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AIに評価される履歴書の書き方

人事×AIに関することを発信しているこのブログ。
今回はAIに評価される職務経歴書の作成方法について、
具体例を交えて紹介します。


なぜAIを意識する必要があるのか

生成AI関連のニュースはみなさんご覧になっておられると思いますが、
人事業界でも、AIの実装の例は増えています。
1例として、下記の記事をご参照ください。
CMでよく流れているあのシステムにもAIが実装されています。

まず第一関門として、AIに理解してもらう必要があります。
そこで求人とマッチした方と評価されない場合、採用担当者の目に触れない可能性があります。これ結構怖い話ですよね。

AIで評価される職務経歴書の作成方法

AIを活用した職務経歴書の作成と評価は、効率的かつ効果的に行うことができます。
以下に、AIで評価される職務経歴書を作成するための具体的なステップとポイントを紹介します。
(これはあくまでも例なので、色々お試しいただき、最適解を見つけてください。)

1. 適切なフォーマットを使用する

AIシステムは特定のフォーマットに依存して情報を解析します。
以下の点に注意してください。

・シンプルなフォーマット
グラフィックスや複雑なフォーマットは避け、シンプルで読みやすいレイアウトを使用します。
・標準的なフォント
読みやすいフォント(例:Arial、Times New Roman)を使用します。

ちょっと雑ですが、こんな感じです。

## 職務経歴書

### 基本情報
- 氏名:山田 太郎
- 住所:東京都新宿区
- 電話番号:090-1234-5678
- メールアドレス:taro.yamada@example.com

### 職務経歴
#### 株式会社ABC(2018年4月~現在)
- **役職**:プロジェクトマネージャー
- **業務内容**:
 - プロジェクトの計画・進行管理
 - チームメンバーの指導・育成
 - クライアントとの折衝
- **実績**:
 - プロジェクト成功率を20%向上
 - チームの生産性を15%向上

2. 求人票(ジョブディスクリプション)をよく読む

応募する求人のジョブディスクリプション(以下、JD)を詳細に読み、
求められるスキルや経験を理解します。
これで、職務経歴書に含めるべきキーワードやフレーズを特定できます。

具体例

ジョブディスクリプションに「プロジェクト管理」「チームリーダーシップ」「クライアント対応」が含まれている場合、それらのキーワードを職務経歴書に反映させます。

3. 関連するキーワードを組み込む

AIシステムはキーワードマッチングを行うため、ジョブディスクリプションに記載されているキーワードを職務経歴書に組み込みます。

具体例:

- **業務内容**:
 - プロジェクト管理:プロジェクトの計画・進行管理を担当し、スケジュール通りに進行
 - チームリーダーシップ:チームメンバーの指導・育成を行い、チームの生産性を向上
 - クライアント対応:クライアントとの折衝を担当し、顧客満足度を高める

4. 実績を具体的に記載する

AIは具体的な数値や成果を評価するため、以下のように実績を具体的に記載します。
具体例:

- **実績**:
 - プロジェクト成功率を20%向上:新しいプロジェクト管理ツールを導入し、プロジェクトの成功率を20%向上
 - チームの生産性を15%向上:定期的なトレーニングとフィードバックを実施し、チームの生産性を15%向上
 - 顧客満足度を10ポイント向上:クライアントとの定期的なミーティングを実施し、顧客満足度を10ポイント向上

5. 自動生成ツールの活用

AIを活用した職務経歴書作成ツールを利用することで、効率的に高品質な職務経歴書を作成できます。

ChatGPT:ユーザーが入力した情報をもとに、自動で職務経歴書を生成します。テンプレートを指定することで、よりプロフェッショナルな文書を作成できます。
https://openai.com/chatgpt/
RESUMY AI:GPT-4を活用し、多数の例文や自動文章生成機能を提供します。文章校正機能も搭載されており、文面を磨くことができます。
https://www.resumy.ai/

6. 校正と最適化(AI)

作成した職務経歴書をAIツールで校正し、最適化します。

・文章校正
文法やスペルミスをチェックし、プロフェッショナルな文書に仕上げます。
・最適化
AIツールを使用して、職務経歴書の強みと弱みを分析し、改善点を特定します。
これらのステップを踏むことで、AIで評価される職務経歴書を効果的に作成することができます。AIツールを活用することで、時間を節約しながら高品質な職務経歴書を作成することが可能です。

7. 校正と最適化(人)

最後は人が読んで理解できるか、が重要です。
また、熱意や思いについては、まだまだ人が考えないと表現しきれない、
と私は思っています。
AIが書いた文章、現段階では判別可能です(AIぽいな、と思います)

とはいっても難しいという方は下記のサービスご利用ください。

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