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ストライダー14xに補助輪の取り付け方

ストライダーにも12インチと14インチがあり、14インチは通称「ストライダー14x」と呼ばれているが、いずれも補助輪がつけられない仕様となっている。

今回のこの記事の目的は、そのストライダー14x に補助輪付けられないが、無理やりつけたら付けられるか、を実際にやってみた経緯を後学のために文章に残しておきました。検討されている方は参考にしてみてください。ただし安全を保証するものではありませんし、オススするわけではありません。


ストライダーに補助輪付けられる

結論を先にお伝えすると、結果的には補助輪は無理やりですがつけられました。以下の写真にある通りです。

ただし、いくつかの犠牲とテクニックが必要でしたので簡単にその方法と経緯を残しておきます。

標準では付けられない

ストライダーの純正のオプションには補助輪はありません。

ストライダー12インチを小さいうちに乗れているなら、自然と自転車は乗れる。ペダルはいきなり使えて当然だ。それがストライダー!

と勘違いしてましたが違いました。
なので出来る子なら3輪車や、補助輪を経由しなくても自転車乗れてしまう人もいるとは思いますがうちの子供(この記事の書いた時点では4歳0ヵ月)には乗れませんでした。
3輪車も途中2台買い与えたがほぼ乗ってくれなかったのが原因でもあります。なのでいざペダム漕ぎたくてもそもそもペダルを回すという事が器用にできなかったようです。

ストライダーの大きさ

ストライダー12インチと14インチは、2インチしかタイヤは変わらないので全体的に大きく感じる程ではないのでペダルキットを取ればほぼ今までのストライダーと同様に乗ってくれました。
ので乗れない原因はペダルが回せないのが原因とわかり、数日は、ペダル取って乗せてました。

補助輪を買ってみた

ペダル無しで付けて乗せてたものの、やはりペダルを覚えて欲しいという親の願いを、補助輪は付けられないと分かっていたものの、やればできるのでは?とそんな高いものでもないので買って挑戦してみました。

補助輪キットはこんな感じ

補助輪というだけに、常時体重が乗るわけでもないし、地面に接地してるわけでもないのでそんなに強度があるものでもないプラスチックタイヤに金属フレームの材質のようでした。

問題1:ボルトの長さが足りない

まず最初に気づいたのが、後輪を支えるボルト(ホイールシャフト)に余裕のある長さがなく、説明書通り補助輪のパーツが接続できないことがわかった。

ストライダー本体側には、回転防止の爪付きワッシャー(タブワッシャー)と、普通の丸型のワッシャー(平ワッシャー)、ボルトを閉める頭付きのネジ(袋ナット)があるが、ワッシャー(平ワッシャー)は1つ外さなければ補助輪のフレームが入らないので取る必要がある。

問題2:チェーンカバーが干渉する

補助輪のワッシャーも1つ外しで何とか補助輪か固定できた!までは良かったのだが、無理やり押し付けてるために、チェーンカバー(リアチェーンカバー)が湾曲して、ペダル側のチェーンに干渉してる事が分かった。

走るのには支障が出るし、擦って壊れる元になるので、これを解消するのに、ポジのフレームに接地するリアチェーンカバーをノコギリで切り取ってしまうことにした。

ノコギリて縦に干渉する所をすべて切り取り蒸した。

これで事実上、ストライダー本体と補助輪の接地面には、リアチェーンカバーが接触することはなくなり、リアチェーンカバーを湾曲させることなく、ペダルの回転にも影響なくなりました。

補助輪取り付け完了

取り付けした結果こうなりました
割と自然ですね

ストライダー本体、リアチェーンカバーの全景はこちら
リアチェーンカバーにも力が入っておらず、湾曲してません。

リアチェーンカバーを避けて補助輪のフレームにはこのように接続されてます。

サドルを大きく柔らかいものへ

ストライダーのシート(サドル)は、細くて硬いです。大人が座ると長くは座ってられない。もともとキックバイクなのて体重を乗せて座ることがナイので問題はないのですが、今回ペダル付けて自転車として使うとなると大人が見本で乗ってみると辛い。

そこで、大人用の柔らかいサドルと取り替えました。それなら大人がとっても全然平気です。ペダルの径が小さいので走りやすいわけではないけど十分乗れるようになりました。

ストライダーの空気入れ

話は変わりますが、ストライダーの空気入れ困ったことがある人も多いはず。それも空気入れの仕様が、日本と米国と違うため、日本の空気入れでは出来ない事がわかり、アダプターを付ける必要がありましたのでメモ、結果的にこのように空気入れできました。

米式 → 英式 変換 アダプター

を買ってしまえば、世界中?どこのモデルの自転車を買っても日本の空気入れて空気入れできますのであると便利です。

その他ストライダーのカスタム

本体のカスタムではなく、アクセサリーをいくつか紹介。ダイソーにあるものはダイソーで買いました。

  1. LED自転車ライト

  2. Ringベル

  3. スポークリフレクター(反射板)

ほかクイックリリースキットは脱着が楽なので付け替えました。クイックリリースキットは、ストライダー12インチには標準でついてくるものもあるのだが、ストライダー14x では六角レンチがないと高さを変えられないので不便なので取り替えました。

これがあるとハンドルとシートの高さをその場で買えるれるのですぐつけたいやつですね。

このページで紹介したものリスト

このページで紹介したいくつかのパーツやおすすめのものをこちらにまとめて掲載しておきますので参考までに(保証はありません)

1)ストライダー 14x (STRIDER 14x) 14インチ 本体

価格:29,700 税込
モード:ランニングバイクモード、ペダルバイクモード
対象年齢:3歳半~7歳くらい
体重制限:36kgまで
シート高の調整範囲:38~55cm(股下40~58cm)

2)キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オッフル 補助車

今回試しに挑戦したのがこの補助輪です。ボルトに接続する部分が厚みがない物であればほかのでも行けるかもです。(自己責任でお願いします)

参考価格: ¥2,200
スタイル: 14・16インチ用サイズ
タイヤ外径125mm
ブランド キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
ホイールサイズ 16 インチ
商品の重量 871 g
商品直径 16 インチ
色 ブラック

3)自転車サイクルリング・ベル

ベル・サイクルリングはどこにでも売ってるので好きなもので。

4)スポークリフレクター(反射板)

どこでも似たようなものが売ってますが、スポークの反射板は手軽です

5)クイックリリースキット

ストライダー専用のハンドル及びシートの高さを調整するためのパーツです。レバーで簡単に締めることができます。

6)サムコス 自転車 バルブアダプター 16点セット

日本の英式空気入れに、ストライダーの米式バルブを連結するアダプター

価格 ¥705 税込
セット内容:仏式2 、 英式2 、米式4、ボール用空気針2、付きインフレータブルノズル2、ブラックコーンアダプター2、バイク用エアーバルブ 90°1、ポータブル収納ボックス1。

7)大き目の柔らかいサドル

ストライダーに大人が乗るとわかりますがサドルが硬くて小さいのを大きく柔らかい物に取り換えるならば、14インチ標準以外のものを選ぶのも良いかもです。

STRIDER (ストライダー) オプションパーツ パフォーマンス XL シート (293mm)
対応モデル:スポーツ/クラシック/プロ/コラボモデル/14x
説明:標準装備のシートポストより長いXLシートポスト(293mm)が付属したストライダー専用パフォーマンスシートです。シートの座面はクッション性と防水性を両立した新素材を採用(スポーツ/コラボモデル/14xの付属シートと同一)

8)キックスタンド

ストライダーのオプションでも良く買う方が多いキックスタンド
今回の補助輪を付ける場合は要らないものですが、補助輪をとったときにストライダー本体が自立しないため、買っておいて損はないです。今回はキックスタンド付けたまま補助輪を付けてあります。

対応モデル:14x
説明:フットステップやペダルユニットを固定するボルトを取り外し、同じネジ穴に付属のボルトで固定するだけで、14xを自転車のように立てて駐輪することができます。
注意:スポーツ/クラシック/プロなどの12インチモデルには取り付けることが出来ません。

良かったら参考にしてみてください。

ストライダー14x で公道を走れるか

公式見解は以下の通り。

ストライダーは一般公道走行禁止です。
クランク(ペダルを漕ぐたびに回転する部分)が付いていないストライダーは、道路交通法において遊具に該当するため、公道や交通がひんぱんな道路での走行が禁止されています。
大変危険なので、絶対におやめください。
ストライダー14xはペダルバイクモード時のみ自転車として公道走行が可能となります。
※ペダルバイクモードでの公道走行は、交通ルールをきちんと理解することができる小学生に上がってからにしてください。

なので、ペダルバイクモードなら走ることは可能
ただし、道路交通法で言うと、ペダルモードにしても、ベル(警音器)やライトがないのはダメらしいです。

道路交通法54条(警音器の使用等)にて定められており、見通しの悪い交差点や曲りかどでベル(警音器)を鳴らすことが義務付けられています。

結論的には、道交法で必要なベルとライト(尾灯、反射板なども)をつけて、ヘルメットをして小さいうちは親が一緒に見てるなどして安全に公道を走りましょう。

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mc_kurita
Webのお仕事、元phpプログラマ、今主にWebディレクタ、たまにエンジニア、UXディレクタ、LTのネタ探ししてます。