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Happy Train Tour 2023 参加の軌跡

日向坂46のツアーの感想です。
以下にて、セットリストを含む内容が公になってきましたので、ばらばらだった感想をこちらで整理してみました。
本文で繰り返し触れますが、ツアーを通じて感じていたのは躍動する4期生のパワーがもたらす新しい息吹によるルネサンスです。

グループ、メンバーやツアー内容そのものの細かい紹介はしておらず、ファンでないと分からない呼称も用いてますので、これらについてある程度ご理解いただける方にお読みいただければと存じます。


1.《大阪》大阪城ホール

(1)8月30日(水) 
 初日です。
 エンタメとしての完成度、ファンの満足度とも昨年のツアーを更新し、新たな高みに達したと感じられます。4期生がしっかりと活躍の場を得て印象度を高めているのに加え、1~3期生が全く色あせることなくアピールしてきます。
 セトリは新旧のバランスがとれているのですが、それにとどまらず、古い歌に新しい息吹が吹き込まれています。4期生の配置の妙ですね。キタジには驚かせられました。One Choiceでも大抜擢。モニターはあまり見ていないので、曲中で「え!」という感じで気づきます。予想しえないパフォーマンスの展開、初日の醍醐味と思います。
 ヘイオヒのコール、相当に練習してましたので楽しくてたまりません。次は掛け合いが不完全燃焼で終わった愛こっちもそのレベルで楽しみたいと思います。
 などと全体の印象を述べましたが、ライブを通じて、このちゃんを見てます。初日なので、どの曲のどこに見どころがあるかをチェックします。Am Iのポジションと美玖ちゃんとの絡みがうれしいです。

(2)8月31日(木) 
 昨日の余韻で、日中の仕事もあまり手につかないまま、2日めへ。
 4期生の躍動が高まってきます。キタジのセンター担当を代えてきたことが大きいです。1~3期生は、期ごとのオリジナリティーを突き詰めています。4期生の躍進感に加え、先輩方の安定感、スタンド通路のトロッコ周回など、ツアー参加のメンバー構成による最高到達点を見る思いです。逆立ちと夏休みは楽しくてたまりません。かわいさが限界突破です。
 セトリについては、昨日感じた古い歌への新しい息吹にクラシックなイメージに対するルネサンスを感じました。4期生のパワーです。
 その一方で、双眼鏡はかなり使いました。推しメンを中心にはしますが、ダンスと演出全般に「見どころ」があふれています。スタンド上部の席に毎回の楽しみが創出されたのは素晴らしいですね。メンバーが近くに来ると、客席の盛り上がりが異次元になります。
 このちゃんの表情と所作に笑みと安心感がこぼれます。

ライブ後の醍醐味⇒このちゃん

2.《神奈川》横浜アリーナ

(1)9月12日(火)
 私の出身地の横浜です。来てくれることがうれしいです。
 席が正面スタンドになりました。花道の威力を感じます。先頭のメンバーをじっくり見ることができます。
 トロッコルートは予想通りでした(やった!)が、期別曲などが大阪初日と異なるパターンで組まれ、次の曲の予測が立たないかたちで、しっかりと楽しませてくれます。
 やはりヘイオヒは頭を使わずにコールできる方が楽しいと大阪で分かったので、何も考えずに反射的にできるよう身体にしみこませてきています。俄然楽しさがレベルアップしました。
 キタジは大阪のセンター担当ではなく3人目が来たので、4期生は全員やる方向でほぼ確定。ひらほー、みっちゃんの出番が待ち遠しくなります。
 
(2)9月13日(水)
 2日連続の正面スタンド。この席、いいです。自分の方に演者が花道を向かって来るのが見られる特等席です。バクステがなくてここまでの満足度であれば、(バクステありならなおいいわけで)もっと評価されていい席だと思います。唯一の欠点はメインステージの遠さ。このちゃん、個人的に大優勝してましたし、表情やダンスの所作を見たい派としては、双眼鏡の倍率が足りません。
 やはり感じるセトリのルネサンス感。昔から知っている曲に別の印象を持てる歓び。新メンバーに受け継がれ、年を経て別の姿で蘇る名曲というのは、メンバーの変遷のあるグループの特権でしょうか。不可避なことは前向きにとらえます。
 サプライズはMy fans。4期生がやってくれました。なんだなんだとあっけにとられているうちに終わりました。
 さらに、ニューアルバムの発表。楽しみが続いてうれしいです。

入口から見上げた幟⇒このちゃん

3.《愛知》日本ガイシホール

(1)9月23日(土) 
 席に応じた楽しみ方はそれなりにつかめてきたので、準備のポイントも絞られてきます。私の場合、見て楽しむ曲とコールに参加する曲ははっきり分かれていて、多くの方がコールする曲の中にも私は見る方に特化している曲がある(たとえばキツネでは、「コンコンコンコンコーン!」以外はあまりコールせず見ています)ため、コールを楽しむ曲は厳選されています。ヘイオヒは無意識でできるようになったので、愛こっちの掛け合いを覚え始めます。この日は愛こっちの披露のない10thの組合せで、にゃーにゃー言ってました。愛こっちにはもう1日準備期間をいただきました。
 ハイライトは、ひらほちゃんのキタジです。愛知かなと予想はされていて、照明が暗いうちにセンター位置のシルエットで分かってから、一気にボルテージが上がりました。確信できてたので、思わず「ひらほー」叫びました。がんばってくれました。やり切った感と全員の安堵があふれる終了直後のMCに感無量です。

(2)9月24日(日) 
 最大の目標は、愛こっちの合いの手を決めることでした。この日は移動中に20~30回くらい聞きながら練習しました。ヘイオヒのように頭を使わずにできるレベルには至りませんでしたが、何とかスムーズに繰り出せるレベルにはなり、本番も満足できました。
 前半の最終日ということで全体的な感想を述べると、今回は、推しメンのにぶちゃんの不参加となっちょさんの卒業発表の影響で、パフォーマンスの見方が従前とかなり変わりました。具体的には、今までならしほちゃんばかり見ていた1期曲、にぶちゃん、このちゃんを見ていた2期曲を見る際の注目ポイントが変わり、全体曲でも、なっちょさんが見やすい場所にいるときは注目しがちです。
 一方で、4期の躍進感により、自ずと目を奪われてしまいます。セトリの中で、中盤のハイライト、1期曲・2期曲、魔物、キタジの部分の盛り上がりがたまりません。
 3期はトロッコに尽きます。改めて、スタンド上部席に日々これほどの歓喜をもたらす大発明に感謝がたえません。

定宿「花」のまち⇒このちゃん

4.《宮城》セキスイハイムスーパーアリーナ

(1)10月6日(金) 
 セトリは積極的に記憶はせず、次の回へ向けては曲中での見どころのチェックを重視していますが、この頃になると、自然と次の曲が分かることも増えてきます。また、逆に意識的にチェックしている、各曲ごとの推しメンを見るべきポイントや花道のバミリの番号、ソロダンスの順番、スポットの当たる位置などもつかめてきます。
 席に応じた楽しみ方にも習熟してきて、鑑賞に余裕が生まれます。この日はステージ下手に近いスタンド席で、私にしてはめずらしく双眼鏡をあまり使いませんでした。
 それでいつもはあまり注視はしていない全体に意識が及ぶ余裕が生まれたのか、この日の印象度No.1はなおちゃんです。やはり目を引くセンターです。魅力再発見、今年一番だったと思います。なおちゃんがセンター曲で存分に輝くことで、ルネサンスの価値が高まります。
 コールなどに気負わずリラックスして臨んでいても毎回しっかり発見があります、ライブはやはり最高を更新し続ける魔法です。

(2)10月7日(土)
 この日のポイントは2つの表情です。
 昨日に続いてのなおちゃんの輝き。セトリのルネサンス感と同様、再発見で魅力がパワーアップしています。「超絶かわいい」がふさわしいですね。
 それから、一瞬で心を奪っていったのが、キタジでスクリーンに大写しになったみっちゃん。キタジのセンターは8人目ですが、言葉ではなく表情で4期生の覚悟を感じさせてくれました。昨年のひなくりで4期生が加わり全員で披露したアンコール、ってかで覚えた戦慄に近いものを、ツアー終盤のキタジやMy fansに垣間見ます。4期生、まだまだ伸びていくとして、次にどんな衝撃をもたらしてくれるのか、期待してしまいます(新参者が楽しみです)。
 特筆すべきはみーぱんのMC。感動に向かう予定調和を見事にぶち壊す天才エンターテイナーです。MCでの並びはツアー中は変わらず、隣同士の納豆巻きやきくとしの絡み愛に注目します。
 紹介された期別曲のポイント、福岡で心おきなくやりましょう。にゃーにゃーの音量を上げて叫べるのはうれしい限りです。どこを切り取っても楽しめるところがあるのが日向坂のライブですね。はい、最強です。

納豆巻きの絆⇒このちゃん

5.《福岡》マリンメッセ福岡 A館

(1)10月14日(土) 
 宮城で鑑賞に余裕が生まれてきたと述べましたが、やはり刺激もほしいので、福岡ではスケブデビューしました。このような決意に至るのも、大勢でスタンド席にいこうという革命的演出の賜物です。スケブは準備に時間をかけた分だけ、気づいて欲しくなりますね。気持ちが前のめりになるので、それだけライブを楽しむことができます。
 この日は、キタジセンターで地元・福岡のりなちゃんがケガをおしてがんばってくれました。曲によって出たり出なかったりが続いていたので心配でしたが、きちんと役割を果たせたことにほっとします。
 アンコールMCはこの日も絶好調。みーぱんの秀逸なトークに、納豆巻きのリアクション。ショーとして成立しているし、ライブに多幸感があふれます。 

(2)10月15日(日)
 12月の追加公演を別とすると、一区切りの最終日です。
 追加公演初日のチケットが確保できていないので、なっちょさんを見るのが最後かもという思いがあります。笑顔もダンスもしっかり目に焼き付けます。前日ほどスケブを活用できる席でもなかったのですが、せっかく準備したのだからという思いで、距離や角度は気にせずなっちょさんに見せます(が残念ながら届かず)。
 お楽しみのアンコールMCは期待を裏切りません。納豆巻きパンが素晴らしいです。
 さんざん笑った後のジョイラから、ダブルアンコールでのゼロイチです。久美さんの決め顔に、本ツアーのセトリで感じてきたルネサンスの完結を見ました。積み重ねがあってこそのフィナーレと思います。 
 紆余曲折を経た全力参加の軌跡ですが、大満足で終わりました。
 気力充実で追加公演を迎えます。

427⇒このちゃん

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