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新参者を経て思うこと

 新参者の感想と四期生について思うことです。
 キーワードは「楽しい」です。表現の技巧はいりません、楽しい、に尽きます。


1.11月4日昼の部

 前日からほぼ情報は遮断して臨みました。ジョイラの色を確認する際に、ジョイラが行われたことは分かってしまいましたが、やむをえないこととあきらめます。
 会場、コンパクトです。20列目くらいの中央部。見やすくてかなりいい席です。ツアーの会場に慣れているので、久々にステージが近いのがうれしいです。
 四期生については、強く推してるメンバーはいないので、推しメンばかりを見る全メンバーのライブとはだいぶ見方が変わります。そんな感覚で個人に焦点を合わせすぎず全体を見れば見るほど、みんなが好きになります。

 さて、セトリです。ブルラズ、キュン、ひらがなけやき、コンセプトは分かりやすいです。ここでひらがなけやきが来たことで選曲の幅を感じ、期待が広がります。
 MC、きらりんは残らないはずなのに勘違いか袖にはけそびれます。気づくのを待ち、さらにうながすMCメンバーのコミュニケーション。メンバーの素が出る瞬間、筋書きのない何気ない瞬間が貴重です。
 ドレミ、ソンコト、勝たん。ここは私的にはソンコトです。表題曲の中で一番好きな曲です。イントロから歓喜です。センターがたまちゃんです。ダンスをほめられることが多いのですが、歌もいいです。二期曲、全体曲におけるにぶちゃん的な味付けを感じます。小さな身体でダイナミックにめいめいばりに踊りながら、にぶちゃんのようなほんわかな声を聞かせてくれます。先輩にたとえては申し訳ないかもしれません。十分にオリジナリティあります。
 MC後、懐かしい曲シリーズに入ります。それでも歩いてる。ひらほーちゃん、ソロでスタート、やったね、と思ったのも束の間、え、こんな伸びやかな声で歌うの!?驚きました。ロックラを何度も聞きこんでいて、ソロパートの印象ができていたからか、意外な透明感に瞬時に引き込まれました。この出だしソロを聞いて、知ってる曲だよなという何となく冷静ともいえる感覚がなくなり、鑑賞者としての感情が解き放たれます。イマニミテイロ、みんなは何を思い、叫んだのでしょうか。みっちゃんの声が特によく聞こえました。イマニミテイロに没入した思いだったか、何か叫びたいことがあったのか、いつか教えてもらいたいですね。がな恋からハッピーオーラ、いやもう、たまりません。私がけやきを応援するきっかけになった曲がこうして歌い継がれて、美穂ちゃんのパートに四期生が重なって、感動ボルテージが振り切れます。この頃にはもう、このライブ楽しすぎる、すごいわー、という気持ちに満たされています。 
 MCから終盤です。ところどころ楽曲で人数が足りないな、とうすうす感じていたのですが、MCにりおちゃんがいなくて、MC後にはるはるがはけてシーラカンスに参加しなかったときに、りおちゃんの出方の不自然さを感じました。後から分かりましたが、ライブ中に足を痛めて、だいぶつらかったようです。たしかに、その説明なら筋が通る動きです。そして、青春の馬でがんばってくれたこと、万感です。馬のパフォーマンスも余裕を感じられました。その前、My fansは通しで披露ですが、はるはるを筆頭にみんな板についてきた感があります。誰跳べはみっちゃんがセンターで煽りです。このあたり、メンバーもきっと楽しんでましたよね。最高です。最後に魔物。大いに盛り上がります、一体感が強まります。そして、間奏で踊るのもすごく楽しいです。
 アンコール。ロックラです。ひらほーちゃんセンターとともにWoh Woh… yeah yeah…はめいっぱい歌うつもりで来たので、ただただ楽しかったです。そして、ジョイラ、すみれちゃんですね。ライブ終わってほしくないという気持ちが極限まで高まります。終わった瞬間に感じたこと、楽しかったなぁ、そして、もう1枚(宿泊プラン)とっておいて本当によかった。

 ツアー慣れしすぎた反動もあったかもしれませんが、距離感と一体感、とにかく楽しいにあふれたライブでした。

2.11月16日

 宿泊プランのため、まずホテルにチェックインします。部屋に用意された記念グッズと特別映像で気分を高めます。すでにわくわくが止まりません。
 席については多少の事前情報がありましたが、正確には分からない状態でチケットを入手。かなり前の方の中央部で満足です。がんばって準備したスケブも十分に使えそうな席です。会場での参加はこれで最後、思いっきり声を出して一体感を感じて帰りたいと固く決意します。

 開始時に先輩方の集団、6名程度を確認。このときはまだキャプテンしか分かりませんでしたが、今日は来るだろうと予想はしていたので、一緒に見られることの喜びを感じます。
 とにかく最高に楽しいことは分かってましたので、安心して新参者の世界にどっぷり浸かる2回目です。見るよりも参加する方に力点が移りました。そう、演者との一体感。いつも声をからさないようにセーブしているのですが、いつになく声を張り上げました。隣に四期推しのFFさんがいて大きな声を出していたことの影響も大きかったかもしれません。
 日向坂の新参者公演全体で言うと6公演目で、体力的にはきついセトリではあっても、メンバーに少し気持ちの余裕が出てきたのでしょうか。MCでも緊張感より楽しんでいる感がにじみ出て伝わってきます。見に来ている先輩方の刺激もあったことでしょう。
 楽曲パフォーマンスで印象に残る部分はそれほど変わらない、というか印象に残っていた部分を再確認するような鑑賞の仕方でした。たまちゃんのパワーあふれるソンコト、ひらほーちゃんの伸びやかな声が聴けるそれでも歩いてる、誰跳べでのみっちゃんの楽しそうな煽り、りおちゃんのがんばりを感じる馬(ケガが重症化はしていなくてよかった)、一体感に加えこれからの可能性を存分に感じさせてくれるアンコールのロックラとジョイラ。
 メンバーの魅力や思いを存分に感じることができました。箱の小ささゆえの一体感もありますが、期別ライブの楽しさをこれだけ感じてしまうと、各期のものも見てみたいという願いも強くなります。
 アンコールのときに先輩方にも目を向けました。というか、やたらにぎやかなので自ずとそちらに目が行きました。そして・・・、にぶちゃんがいるー!!!、というわけで私にはにぶチャージの大ボーナスとなりました。しっかりと見たのはこの時だけでしたが、それにしても先輩方も大いにはしゃいでいて楽しそうでした。隠す気がなくなったのか、判別もしやすくなっていました。

 2回しか見ていないステージなのに、四期生の個々のメンバーが大好きになります。1年前に全メンバーでの ってか の披露の際に感じた戦慄から、時を経て成長した姿。2週間前と比べてもパフォーマンスに磨きをかけてくるのは立派なプロの演者のそれです。感動の余韻もありましたが、やはり楽しかったに尽きる公演でした。そして、一体感を強調するからこそ、12人でのパフォーマンスが待ち遠しくなりました。

 感想戦後に部屋に戻ると、四期生からの新たなメッセージが届いていて、宿泊プランにおけるライブの一連の演出が完了します。バーでオリジナルドリンクを飲みながら一人振り返るという贅沢な時間を過ごしつつ、私の新参者の現地体験は終わりました。
 新参者が残したものは、底抜けの楽しさと四期生へのリミッター解放でした。

3.四期生と私

 四期生の加入当初は、先輩の推しメンに集中していたいという思いが勝り、また、18歳未満にははまらないようにするという独自の謎ルール(意外と同じような方はいらっしゃいますが)もあったため、あえてはまりすぎないようにしていました。
 これからもずっと日向坂から目を離せないと感じさせられた全メンバーの ってか から1年、距離を置き続けることの難しさを感じたおもてなし会から9か月、もう四期生も応援したいという自身の思いに蓋をして抗い続けることの限界を感じています。
 一、二期生が少しずつ減っていって、昔のメンバーによるパフォーマンスを見ることができない中での四期生によるひらがな曲への思い切った挑戦と披露、特にがな恋とイマニミテイロのアピール力は、私自身の楽しみ方に変革をもたらすに十分でした。
 そして、ツアーから感じてきたことなのですが、ないものねだりになってしまう二期生9人によるセカサン願望を埋め合わせるのが、魔物の盛り上がりです。その意味でも、12人での魔物、必ず実現してほしいと思います。私の中での四期生の位置づけは、12人で全力を出してくれるまではサスペンドします。

補.結局誰を推すのかい? 

(2023年11月30日時点)

 自分なりに一度整理しないと、やみくもにみんな大好きになって、収拾がつかなくなりそうな、ある種カオスを生み出したのが新参者です。
 簡単に振り返ってみます。四期生加入最初は、平平コンビに注目していました。そこに源平合戦が加わって、平・源平を見るようになりました。18歳ルールがあるので、基本路線は平平コンビにしつつ、自分なりに距離感を保ってきました。
 ブログは全メンバーのものを読んでいましたが、トークサービスが始まって選択を迫られたとき、源平平宮をとりました。このあたりで、防波堤が強烈な波にさらされてきます。バラエティー番組への露出が増えるにつれて、距離感が保ちにくくなります。新参者の期間で最も気になったのははるはるでした。ちょうど、余計な事までの担当回があったこととあいまって、一気に応援したいメンバーになりました。トーク購読も増えました。
 といっても誰かが抜きんでる感は今のところなく、数年前から推している一期、二期のメンバーとはやっぱり違うなと思っています。なので、まだ認識面でも行動面でも推し増しはしませんが、今後は少し近くなった距離感で応援をしていきたいと思います。

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