魅力は主張するものではなくにじみ出るもの
■「魅力度」下位常連の群馬県が猛反論 70ページの検証報告書公表
(朝日新聞デジタル - 10月01日 07:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7131624
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我が家には、伝統的な発想法があってな…………
すべての物事を「自分」「相手(他人)」「環境」の領域に分けて考えるというもの。それぞれが「自由」「平等」「博愛」とか「攻撃」「反撃」「虚撃」の3分類にリンクしていたりということで私の主軸となる分類思考法です。
で、群馬県が魅力的かどうかを決めるのは「群馬県人を含めた大勢の人たち」です。少なくともこの県知事やその身内が単独で決めることではありません。なので「ランキングは間違ってる」「群馬県は魅力的だ」という主張を他人にしてる時点でおかしい。
そんな主張だの訴訟だのではなく、実際に魅力的になる活動をするのが正論であり王道だろう。
たとえば「職員の国籍条項撤廃」という「群馬県人、ひいては日本人へのデメリットが大きい政策」ではなくて明石市のように「日本人への手厚い子育て支援」とかどうですかね。具体的な政策は難しいかもだけど、方向性としてはきわめて簡単なことだと思うんだが。
ラーメン店店主がグルメランキングで「うちの店がビリなのはおかしい」「うちの店はおいしいんだ。お前らは味がわかってないだけだ」と言ってるようなものだ。「じゃあラーメンの腕前という実力を上げて見せろよ」となる。さすればおのずと道は開けようぞ。
「魅力」は相手が自発的に認めてこそのものだ。「私は魅力的だ」と他人に主張する時点で、あまり魅力的に感じなくなる。まあこの群馬県知事は北斗の拳のアミバみたいなものか(笑)。「俺は天才だー」「なぜだ、なぜ、誰も理解しない」「トキ(オ)!トキ(オ)!トキ(オ)!どいつもこいつもトキ(オ)!なぜだ!なぜやつを認めてこのおれを認めねえんだ!!」
そりゃ東京にはかなわんでしょう(笑)。
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。