ブラウニーさんありがとう!

2011年6月記す


整理整頓が苦手な私の部屋運用は「極力モノを持たない」「物は即捨てる」である。だが、1か月前に妹組の生活雑貨類(清掃用具や調理用具中心)を受け取った時点でこのプランは崩壊し、早一か月が経過していた。


私の部屋に来ると部屋を片付けてくれるありがたい人々がいる。

私は彼らのことを感謝をこめて「ブラウニー」と呼んでいる。実父とかサザ君とか妹組とかは、「整理整頓ダメ人間」である私を善意で支えてくれるありがたい方々だ。彼らの片付けを見ていると、「片付け術」にもさまざまな個性というか流派があっておもしろい。

実父はそれこそ「間に合わせる達人」である。そこいらにある一目不要なものを組み合わせて対応する。ただし、第一目標クリアに着眼し過ぎて、却って他では無駄が多かったり、何より芸術センスについてはさすがに私の父上という残念っぷりでもある(笑)。

本日、部屋を模様替えしつつ、片付けてくれたブラウニー、サザ君はなかなかのバランス型である。必要なものは100均などで効果的に補充して、コストパフォーマンスを考えつつ、空間を活かすのにすぐれている。うちの妹もそうだが、ああいう「空間把握感覚」は将棋などでも活きるのではなkろうか。平衡感覚はSランク(実生活では何も役に立たないが鉄棒の上を50m以上歩ける)だが、方向感覚や空間把握感覚はDランク(高校の帰りに家に帰れず道に迷ったことが2回ほどある)である私からすればうらやましい限りだ。

空間の無駄遣いを省き、収納効率を上げる。あるべきところにまとめて、畳む。これでかなりいける。もともと持っている分量に対してキャパはそこそこある部屋である。

クリーニングが終わり、ビニールに入ったまましわくちゃになったスラックス(変色開始)が出土した時は唖然としたw。「何のためにクリーニングに出したんだ!」というスラックスの悲痛な叫びが聞こえたような気がした。合掌。

部屋を片付けてもらっている間に私は不要な本をブックオフに叩き売ったり、必要グッズを100均で調達したりしていた。私の性分で本だけはどうしても多くなってしまう。まあ中身の知識や情報さえ得れば本は手段にすぎないので、よほどのお気に入り以外は叩き売るか捨てるかしているのだが、なにせ購入量が多いので処分が追い付かない。

そうそう、妹分が私の部屋に放置していった1カ月行方不明だった男前豆腐はより「男前」になって発見された。読者の方には残念ながら「劇的ビフォーアフター」な変化はしていなかったが、それでも「賞味期限1か月越え」というのはなかなかに興味深いものがある。さて、どうしてくれようか(捨てろよw)。

収納スペースとして本棚を与えられ、本を放り込めたのは非常に気分が良かった。

これで日曜日は心置きなく外出できそうだ。ブラウニーさん、ありがとう!

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ハナー
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。