激して外す 大人のいたずらっ子

なんとなく昨年あたりからややこしい話し合いに立ち会う機会が多い。こういうのも厄年の内に入るのかね? 基本的に自分の付いた側が全勝、中立判定役の場合はうまいこと当事者全体利益を最大化できていたので、「交渉請負人で仕事でもやろうかしら」などと暢気に構えていた。

・・・土曜日は久々に失敗やらかしました。自分は当事者ではなく調整役と言うか軍師的な立場だったはずなのに。

今回の主君(自分を抜擢してくれた人物)は「あれでよかった、というか、もうあれしかやりようがなかった」と言ってフォローしてくれたが、もっともっと話を引き延ばして相手の証言を引っ張り出す計画を自分自身で組んでいたのにこのていたらく。5段階の計画の3段階目くらいで感情的になってしまうとは。自分が激してしまうとは不覚に未熟、まだまだ青い。orz

自分自身への悪口や挑発はもちろん、実は自分の両親、兄弟、家族への悪口や罵詈雑言も大概平気なのですが。(相手が発言した両親への悪口も実際に逆用してカウンター決めた実績もあるし)

某漫画の独眼鉄のセリフで「親を馬鹿にされて下を向いてるぐらいなら お 俺はいつでも男をやめてやるぜ」というのがあるが。こういう考え方は嫌いではない、むしろ好感を持つし理解もできる。

だが、私はそうしない。うちの両親は、「両親の悪口を聞いた私が看過すること」よりも、「それを聞いて激昂した私が窮地に陥ること」の方をよほど悲しむと私は理解している。ゆえに冷静に対処してカウンターを取る。その方が両親も喜んでくれるという確信がある。

私の「激昂ワード」となったのは「苦労してきたこと友人や恩人」かつ「当人が反撃の姿勢を見せない場合」に対する誹謗中傷だった。これは新鮮な発見だ。立て続けで2回激してしまったので、どうやら間違いなさそうだ。前回まではそれでも運よく完勝できたが、今回はまだ中途なのに、ちっとばかしまずい戦(いくさ)にしてしまった。

感情は悪いものではないが、状況分析や情報収集の時点では余計な偏りや歪みを生む。感情を出していいのは「決めに行く」時であるべきなんだがねぇ(汗)。

弱点や問題点が明確になったわけだから次回から意識的に修正していくとしよう。


なによりもバトルは継続中である。これから色々と知恵を提供して取り返す。今回の主君も「ゲームとして楽しむ方向でいく」と宣言しているので、「大人のいたずらっ子(注:深読みするなw)」の悪知恵をみせてくれよう!・・・あれ?あまりかっこよくないぞ?w

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。