スマシーワールド所感
■神戸須磨シーワールドホテル、宿泊者限定で「朝のオルカスタディアム散歩」を開催 11月19日から2025年3月31日まで
(TRAICY - 11月17日 12:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=157&from=diary&id=8098787
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表題 須磨シーワールドですね。
神戸市民の日?とかで安く入れたので妻子連れでお出かけしました。毎度恒例ながら、乳幼児を抱えていると前日から計画を立てて動かねばならず、ベビーカー動線(特にエレベーター)の確認や補給のタイミング(親、子で食事の種類も時間も変わってくるので)、妻の搾乳やこどものおむつ交換の場所や時間の検証もしつつ、アトラクションをどの順番でどう回るか? プランAがダメな場合のプランBまで準備する等、さながら作戦立案のごとく。
「近鉄すみっコぐらしタイムアタックスタンプラリー」の頃から情報収集は奥さん、作戦立案は私という分担に変わりはなく。
まず1時間前に妻が搾乳後に順番取り先遣隊として出発。その後タイムラグ30分ほどで、子供の食事と着替えを終えて本隊(?)として私が子供を連れてベビーカーで出発。携帯で情報交換状況確認をしつつ現地入り。
今回の作戦行動地である須磨シーワールドは最近大きくリニューアル。大きく3エリアに別れている。なんといっても目玉は1番手前のオルカスタジアム、真ん中にド定番のドルフィンスタジアム、最奥部に一般的な水族館であるアクアライブ。
当初はオルカショー1時間前から妻が並んで、私はアクアライブに行く予定だったが、こどもの母恋しさ衝動に押されて結局一緒にオルカショー開催までオルカスタジアムに待機。ただし「あちこち動き回りたい衝動」もあるのでスタジアム内を上から下までうろうろと1時間うろつく子供に追う私。須磨海岸沿いという立地もあって見事なオーシャンビュー、反対には交通量の多い車線といくつかのタワマンが目立つ。スタジアム自体は新しく大きいものの中身は比較的簡素というか武骨な、開放的な造りで自由に動き回れた。
そしてオルカショー。イルカに比べてでかいのでパワフルでダイナミック、海水が飛んでくるのも前列8列(イルカは前列4列)とのこと、ただイルカほど細かい芸はない感じだった。
オルカの次のイルカショーまでは小一時間あるのでその間にアクアライブを見て回る。我が子はアザラシやペンギンの絵を見るとキスするくらいなので(実際、本がふやけている)さぞかし感動するかと思いきや、喜びはしたものの興奮真っ盛りとはならず。絵が好きなのであってリアルは苦手だったか? そして愛嬌のあるカメの水槽があたのだが、異様に恐れて近づかない。理由はさっぱりわからないが、前世あたりで浦島太郎と何かあったのだろう、しらんけど。
そうそう、アクアライブはベビーカーに厳しい作りだった。導線を事前に調べていたにもかかわらずわかりにくいし、込んでるし、1回から出ようとしたら3回でなければ再入場できないといわれるし(これは事前の調査不足のコチラが悪かったんだが)。
イルカショーにもうまいこと並んで良い席で閲覧ができた。信頼と実績、安定のイルカショーであった。芸のバリエーションがオルカより細かいし、団体プレイのそろった演技はお手の物。オルカはまだ練度を上げている真っ最中なのだろう。
14時あたりで親子3人写真を撮ってもらい、次の補給のために時間切れで帰途につく。電子レンジが泣ければこどもの離乳食が調理できないのでね。帰り道で動物保護団体的な方々のプラカードや展示が目についた。「イルカをいじめるな」的な。
むやみやたらと虐待したりするのは確かに反対なんだが、動物園や水族館での「人間によるお動物の保護と研究、そこからの対策を練る機会」まで反対し、すべてを自然に委ねてしまう発想は意見として多数派になることは、今のやり方では「未来永劫無い」だろう。少数派が勝つには「穏健な中間層」を切り崩すのが現実的な方法なのに、そこまで敵に回しちゃそりゃ無理だろう。
もし私が少数派意見に属するなら、まずは動物虐待者という対極にいる極端な連中を敵として穏健な中間層と組んで徹底的にたたくところから始める。そこから徐々に動物にも人権(?)的な権利を認める運動だとかにすそ野を広げて、多数派を形成するのを目指すほうが良いのじゃないかしらん。まあ時間ばかりかかるけれど。
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