行動>思考

数式表記の題名です。
読み方は「行動は思考を凌駕する」というものです。

私自身はかなりの楽天家ですが(会社の検査で異常値が出たくらいです。この話もエニアグラムと合わせて、そのうち書きましょう。)他人様の相談に乗る場合、多い相手が「悲観論者」。彼ら曰く「悪い想像ばかりして、落ち込むばかり。良いことを考えろと言われても、それができないから苦労するわけです。」というもの。

助言の仕方や受け方はまた次回書くとして、今回答えたのは
「悪い思考を無理に打ち消す必要もないし、良い思考を浮かべようとする必要もないから、無理やり『それでも俺は前に行く!』とかの強気、前向きワードを笑顔浮かべて言葉にして発音し行動にうつしてしまえ」というもの。

あほらしくも見えるけど、「どうしても思考がどうどう巡りしてしまうんです。」というのが事実なら、思考よりは行動に働きかけるのは当然のこと。ただの思考よりは行動の上書き効果のほうが上。可能なら具体的な行動までして、客観的事実の上書きをするとよい。たとえば「自分は誰にも必要とされない役立たずだ。」という思考なら、コンビニに行って10円でもいいから募金しちまえば、その行動した事実の上書きが100%勝つ。ボランティアが自我確立に有効なのはだからなんですな。

自分の思考でも人付き合いでも重要キーワードになるのは「良いところ探し」。事実を無視するのではなく、解釈で良いものにする。「悪い事象」や「不幸な事象」があるのではなく、その出来事を「悪い」「不幸」と人間が解釈しているだけ。「良い」「幸運」な解釈をする能力があがれば現状が変化しなくても前向きになれるもので。私の「格上との戦い方」なんてその最たるものではないかなと。「もう半分しかない」ではなくて「まだ半分もある」という言葉を口にすることです。これが罰ゲームの青汁ならば「あと半分しかない」の解釈が良いでしょう。

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ハナー
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。