結婚観「解散理由は方向性の違いに非ず」
思わず共感!結婚についてのネガティブ名言1位「結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう(キェルケゴール)」
とりあえず順調に行けば来年には結婚する予定です。
んで、結婚というのも「人間関係の1つだよね」と思い、自分なりに問題とならないように実践しています。
とにかくよく話すこと。特に相互の弱点や欠点、失敗についてよく理解しておくこと。聞いた側はそれを許容できるかどうかで推し量ること。話した側も開き直らずにできる範囲の努力はすること。
新しいことに臨むわけですが、コツとしてはこのあたりかなと思ってます。
関係を維持するには「相手のマイナスやデメリットを許容できるかどうか」に尽きるんじゃないかなと。
んで、許容量を決めるのは相手への好意だとか、相手から得られるメリットだとかの総量でしょう。このあたりは数値が上下するので何とも安定はしないけど。
ただ、なにせ前もって自分の弱点や欠点を事前に許容してもらっていればこそ、我が家でも「素の自分」として寛げるようになるのは間違いないでしょう。 マイナスの情報が不意討ちで発生した時が関係性を維持しようと思わなくなるので。(蓄積ダメージと言うのもあるけど、それは話せる雰囲気がなく、話してくれないことで蓄積するわけで。発生した時点での昇華(消化)ができていれば、そもそも蓄積ダメージは有為なレベルで発生することを防げるんじゃないかなと。
・・・こんだけ書いてて離婚となってしまったら若干恥ずかしいけれど、絶対ではないので精進し続けようと思います。相手のための努力を楽しめるうちは無問題じゃないかな。
というわけでそれなりに意見のぶつけ合いはしますが、お互いに尾は引かないというか、終わったら何事もなかったかのようにお互いにけろっとしています。
オープンバカ、なにもかも洗いざらい自発的に!を基本としています。
「話しにくい」という点の直接の答えにはなっていないのが恐縮ですが・・・、
「事前に自発的に告げていることについては極力怒らず受け言える原則」そして「もし後で重大なことが分かった場合は何を言われても文句が言えない原則」があります。
そもそも私のケースの場合、初対面の時点で聞かれる前から彼女が自分自分のマイナス点を申し訳なさそうに告げたのが発端でした(そしてそれは私にとっては十分許容できる、さしたるマイナスではなかったのです)。
なので「私も告げなければフェアじゃない」ということで私もマイナス点を事前に話した次第です。
あまり生々しい具体的な事例は避けますが(笑)、比較的軽い事例では「私自身のオシャレセンスのなさ=ひいては服飾に金銭や手間をかけないマイナス」などです。
彼女がそこに物足りなさを感じているので「私は相応に努力はする、でもあまりに早い成長は期待してくれるな」と告げてあります。
それぞれが元々付き合っていた相手を含め、異性と会う場合ですら事前に告げてあれば相手の判断を尊重して許容しています。(さすがに夜間の1対1は避けていますが)
ただ事前に告げておらず後で判明した場合は何と思われても文句は言えません(幸いそんな事態は発生していません)。
「後で判明した場合のマイナスを考えると今の相手なら話せばわかってくれるので先に話しておいた方がメリットが多い」と相互に思えているのがポイントなのでしょう。
少女漫画あたりを見ればわかるように、「この世の問題の9割は人間関係、その大半は敵ではなく味方や身内の誤解」です。なので極力互いに自分の考えや好みを含めて相手に知ってもらう事」が原則かなと。
許容幅は相互に初期の好意に依存して始まります。(初期の好意=元金みたいなもの)です。これが多ければ多いほど、マイナス点を許容できますし、逆に少ない場合は些細なことで別れるリスクがあります。
片方が一方的に好意を持っている場合、「好かれていない方」が関係性を維持しようとするととても大変です。わずかな失敗も許されず、相手のごきげんうかがいをし続ける道となります(100m走ペースデノフルマラソン、ですね)。
他方、そんなに好いていない好意を寄せられている方はそもそも関係性をそこまでして維持しようとは思わないわけですのでなおさらのことでしょう。
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。