【機材紹介その1】FUJIGEN NTL10MAH
ご挨拶
お久しぶり、たくおです。前回の記事から1か月以上空きました。どちらも思ったよりもアクセスがあって驚いています。やっぱり皆さんRed Houseが気になるんですね。もし本当に誰かの参考になったのなら幸いです。
前回も少し予告しましたが、今回は所有機材の紹介記事です。
現在私はエレキ4本、エレアコ1本、ベース1本を所有していて、そのうちエレキ3本をメインで使用しています。さらにそのうちの1本は前回のRed Houseなので、今回と次回でもう2本を紹介したいと思います。今回はタイトルの通り、FUJIGENのギター、NTL10MAHについて書いていきます。
ギターについて
出会い・購入
NTL10MAH(以下NTL)を購入したのは2018年の年末です。それまでメインで使用していたIbanezのRGの調子がかなり悪かったこと、RG購入時から音楽の趣味がだいぶ変わったこともあり、新しいギターの購入を決意しました。
そのRGはあまりにも調子が悪いので、ここ数年はタンスの主となっています。大改造すれば復活するでしょうが、どうにも難しいですね。
ちなみにテレキャスタータイプを選んだのは、当時back numberにハマっていて、ギターボーカルの清水依与吏さんがテレキャスを遣っていたのが理由です。
当時最後までレスポールと悩みましたが、予算の都合でテレに軍配が上がりました。以前の記事でも触れたように、Tokaiのレスポールタイプ、LSシリーズも持っているので、また次回の記事で紹介したいと思います。
夏頃に楽器店を何店舗か周り、予算内で良さげなギターを何本か試奏させてもらい、その中で一番気になったのがNTLでした。そこからコツコツとバイト代を貯め、池袋のフジゲン直営店、フジゲンカスタムハウスさんで購入しました。その足で今はなきラーメン屋、『麺処 篠はら』に行ったのをよく覚えています。あれは美味すぎた・・・。
購入から5年近く経ちますが、特にこれと言って不具合はありません。ただ流石にナットや低フレットの摩耗が気になってきたので、そろそろちゃんとした調整に出そうと考えています。
特徴
ルックスは一般的なテレキャスですが、あると嬉しい22フレット仕様です。買うときは特に気にしていませんでしたが、これに慣れると21フレットのギターに何となく抵抗感が生まれます。まぁ所有したことがないんでイメージですが・・・。
木材はアッシュボディ・メイプル指板の定番の組み合わせです。音もイメージ通りの、硬質ではっきりとしたテレサウンドが出力されます。
個人的にはポップスに合うと思っていて、よくaikoなんかを弾くときに手に取ります。あとはボディシェイプの関係上、大好きなBOOWYを弾くときも間違いなくNTLを使います。布袋さんの例のテレキャスとはシェイプ以外はほぼ別物ですが、そこはこだわりですね。
フジゲンの特許技術、サークル・フレッティング・システムが採用されているため、聴感上のピッチの良さやコードの鳴りはバツグンです。
さらにコンパウンドラディアス指板となっているため、ローポジションでのコードの弾きやすさと、ハイポジションでのプレイアビリティも申し分ありません。
気になるところとしては重量とネックの太さでしょうか。
重量は家庭用体重計で量ったら3.7kgありました。General Sは3.5kgだったので200gの差です。この差が妙に大きくて、レスポールと比べると軽量なNTLが、General S入手以降一気に重く感じられるようになりました。重いギターはそれだけで何となく手が伸びにくくなるので、少しだけマイナスポイントです。
ネックの太さも、General S入手後に気になり始めたポイントです。
ブラックガード期のヴィンテージテレはネックが極太だと聞きますが、それを意識しているのでしょうか。レスポールとはまた違った厚さ・太さです。
ただこれはメリットもあり、コードストローク時にはガッツリ握りこんで弾けるため、ネックに対してかなり信頼を置ける感じがあります。
まとめ
それなりに長く連れ添っていることもあり、愛着のある大好きな1本です。
FenderのAmerican VintageⅡが発表された頃、本家テレキャスターに買い替えることも一瞬浮かびましたが、不満はないのでそのまま使っています。あとは先にも書いたようにメンテナンスをしないとですね。
General Sが来てから少しだけ不遇な感じもするギターですが、もう少し愛を持って弾いていきたいと思います。
次回はTokaiのLSシリーズを紹介予定です。NTLは吊るしで使い続けていますが、LSは結構手を入れているので、その点も含めて語りたいと思います。投稿されたら気が向いたときにでも読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。