色彩検定1級 1次 Vol.02 小ネタ集 その2
前回のVol.1からの続きです。
小ネタ集
現象はひとつだけ
色彩心理において色の見えの変化には教科書では、べゾルト-ブリュッケ現象、アブニー効果、ヘルムホルツ-コールラウシュ効果、ヘルソン-ジャッド効果、ハント効果、ゲルプ効果などが出てきます。
よく見るとこの中で「現象」はべゾルト-ブリュッケ現象のひとつだけです。
もしも試験で〇〇現象の○○を聞かれる事があったらそこはベゾルト-ブリュッケが確定します。
人名は国籍と一緒に覚える
色彩検定1級では様々な人名が出てきます。
試験の際はどこどこの誰々と聞かれる場合があります。
人物の国名がセットで教科書にある場合はどちらも覚えてしまいましょう。
大体は名前でどこの国か察しがつくと思います。
比較的多い国がドイツなのでもしもどこのどいつ(ウマイ)かわからなければとりあえずドイツを選びましょう。
イッテンのようにドイツのバウハウスの教授でもスイス出身という変化球もあるので注意。
マックスウェルとマックアダム
似たような名前の二人ですが、以下のような功績があります。
マックスウェル:色光の三原色をカラー写真に応用した。
マックアダム:xy色度図の距離と知覚的な色が不一致であることを明らかにした。
とくにマックアダムはマックアダム楕円と一緒によく出るので必ず覚えましょう。
ディレクションレポートとディレクションボード
これも似たような名前です。
筆者はそもそも教科書を数周読んでもディレクションボードをずっとレポートだと思って読んでいて違うことすら気づきませんでした。
ディレクションレポート:カラーコーディネーターが時期シーズンのスタイリング、テキスタイル、カラーなどをまとめたもの。
ディレクションボード:カラーコーディネーターがカラーイメージマップを(4つ程度のテーマを提案し、5~6色程度のカラーを剪定)まとめたもの。
ここら辺、教科書の説明がわかりにくく筆者もあまり理解していないのですが近辺の単語と絡めて覚えてください。
コム・デ・ギャルソンとワイズ
1980年代のファッション史で川久保玲のコム・デ・ギャルソンと山本耀司のワイズが出てきます。
どっちがどっちだか覚えるのにはワイズはY'sなので山本耀司の頭文字であると覚えるのがいいでしょう。
強引ですが川久保とコム・デ・ギャルソンはどっちもカ行なのでそれで覚えてしまいましょう(綴は違います)。
今回は以上です。
次回のVol.3に続きます。
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