【プラグイン】ダブ・ディレイ DubStation2 Yahmanな音つくろうぜ。
Yah! どうも最近ヤーマンと呼ばれる鴻山静霞です。
ジャンル:空間系(ダブディレイ)
デベロッパー:Audio Damage
価格:¥730
対応:VST/VST3/AudioUnit/32bit/64bit/iOS
アナログディレイを再現したちょっとクセのあるけど使いやすいYahなディレイ!
Android版の配信はないのでAndroidしかない人はチマチマトラック増やしてチョップして音量とパン変えてディストーションかけてしょんぼりしながらダブチやけ食いしてください。
1.そもそもコレは何だよコノヤロー
ディレイにはさまざまな種類がありますが、遅延させた音にアナログディレイの独特の音質変化が発生するアナログ系のディレイです。
サチュレーションの調整は可能ですが、完全にクリーンな音でディレイさせたい場合はデジタル方式で作られたディレイを使った方が話が早いかもしれません。
ただ、AudioDamageのプラグインはUIが非常に分かりやすい特徴がある為、手っ取り早くわかりやすいディレイを掛けたいなら大アリです。
2.UIと特徴
1.中心のパネル
Delay Timeは後述するモード変更時には二つに増えます。
センターパネルで特筆するべきは×2modeであり、ONにした場合はディレイエフェクトの減衰開始までの時間が2回目のディレイ後になります。
細かいノブコントロール無しにワンクリックなのは手軽でよろしい。
Loop機能は減衰を停止して無限にディレイが重なる状態になります。 AUMなどのミキサーアプリとハード音源を使用したライブ向きに思えます。
2.左のパネル
このパネルは音質に関わるパラメータが多いので動画をご覧ください。
LFOのかかり方が個人的には面白くて好きですね。
3.右のパネル
Single⇔Dual切り替えスイッチが非常に重要なパネルです。 コレをDualにする事で
Delay Time1 はL
Delay Time2 はR
にアサインされて個別にディレイタイムの変更が可能になります。
Mixノブは100%に近づくほど原音が消える仕様になっているのでコレも飛び道具的に使いやすい印象。
Widthノブはディレイ後の音の広がりの調整に使えますが、0%にする事でモノラルっぽくも出来るためかなり音遊びが捗ります。
4.負荷について
一部界隈では例のサックスで有名なSensual Saxophoneと組み合わせてAUMで実行させたところiPhone XSMaxでDSPは17%程度でした。
単体で8%程度と言ったところなので負荷は低いと言えます
どうせたくさん刺したら吹っ飛ぶけどな!!
3.まとめだぜメーン
5点満点評価
値段 ★★★★★ 値段に見合ったしっかり物
機能 ★★★★★ 使ってみればわかる分かりやすさ
UI ★★★★☆ 人によっては見づらいかも
負荷 ★★★★★ 個人的には文句なし
安定性★★★★★ K7Dに比べて安定してるイメージ
依存性★★★★★ 空間をLSDにしようぜ
パラメータ次第でどのようにでも使える印象です。 負荷も軽く、操作もしやすいので初心者向けな印象。
凝ったディレイワークをする場合はKOSMONAUTが候補に上がりますが、iPhoneだと操作がしにくいのがなぁ……