G1ななめうえ予想　JC2023番外編

今年はイクイノックスが2勝、リバティアイランドが3勝それぞれG1を勝ってきました。これらは圧倒的支持のなか、異次元の強さで1着です。そういったレースを予想してきたなかで、私が身につけたのはそれら本命馬を無視して考えることです。
今週のメインは府中2400で行われるG1.5イクイ記念です。優勝賞金はJCの半値8掛けとはいえ2億円！某ファームも本気で奪取にきます。リバティアイランド参戦はドウデュース、ダノンベルーガではこの2億円を逸する可能性アリと見てのものでしょうか。
逆に言うとライバル陣営の充実と取ることもできます。パンサラッサの参戦も大きな意味を持ちます。前でタイトルホルダーと2頭でリレーをするように運ぶ展開では直線の瞬発力だけでは届きません。
マイルCSの戦前に川田騎手を評して、タメれば切れるセリフォスだが、前に出して勝ちに行くタイプの騎手の気性とマッチしないという意見がありました。いま思えば納得のいくコメントです。
タイトルホルダーは昨年の宝塚記念が終わった時点で間違いなく現役最強馬でした。しかし戦績を見ると6着に敗れたダービー以降東京競馬場を走っておらず、同場未勝利となっています。前走オールかマー以降美浦坂路で25本の時計を出した効果はどう出るか。今年は春天以外を好走していて、衰えは感じられず。ならば本命まであるとみます。