2022 NFL Scouting Combineに行ったよ
SoFiスタジアムでのスーパーボウルにてNFL2021シーズンが終了し、一息ついていたところ、コルツから↓のメールが届いた。
何かと見たら、スカウティングコンバインの見学チケットの案内メール。会場がコルツのホームスタジアムのルーカスオイル・スタジアムなので、コルツから案内メールが送られただろう。
前から機会があれば見に行きたいとは思っていたが、そもそも観客を入れているイメージもない所に↑のメールが届いたので、行けそうな3/5(土)のチケットを申し込み無事にチケットを入手。
3/5(土)の朝に自宅を出発し、途中ホテルでチェックインを済ませて、インディアナポリスのルーカスオイルスタジアムに到着。案内メールに書いてある駐車場に停めたが、スタジアム側の駐車場にも停めれて、そっちにすれば良かった。しかも、駐車場代は共に同じ$10。
15時の開場まで時間が少しあるので、来る途中で買ったサブウェイのサンドイッチを食しつつ会場まで待つ。入場のゲートに行ってみると既に並んでいる人がかなりいた。見渡すと会場のコルツファンだけかと思いきや、色々なチームのグッズを身につけたファンが多い。
いつもの試合観戦と同じくゲート開場と同時に入場。
入り口で配っていたのが土曜日にコンバインに参加する選手リスト。この日はDLとLB。ストラップについているのが、中継しているNFL Networkの放送を聞けるイヤホン。
このイヤホン、普段の試合で配って、TV中継の音声を流して欲しい。有料でもいいから。ちなみにコンバイン見学のチケットは無料。ただし、事前にオンラインで申し込む必要はあり。
選手リストは、各種目の記録の記入用紙。これを配るならペンも配ってと内心思ったり。席の後ろのおじさんは、ペンで記入していた。かなりのコンバインオタクと見た。
正直、ドラフトプロスペクトはそこまで追っていないので、これは非常に役立った。
このメンバー表によると、測定は、グループに分かれており、DLは二つに分けられ以下の3つ。
① DT
② DE (Edge)
③ LB
スタジアムに入場すると観客が座れるエリアまで連れていかれる。観客が座れるのは、一部の座席のみ。席を畳んでいるスタジアムは、普段見れないので少し新鮮。
ショップがオープンしていたので、覗いてみたらコンバイングッズの他にスーパーボウルの売れ残りグッズも売っていたり。
せっかくなのでコンバインのキャップを購入。
観客席の前に臨時のテレビも設置されるなど、サービスは良さげ。
スタジアムのモニターで全然見れますけどね(笑)
ボックス席(個室)は、各チームに割り当てられ表示してあるので分かりやすい。
開始の16時近くになると、フィールドを見渡すと第1グループ(DT)が何かの説明を受けている様子。
ベンチプレスは、隣のコンベンション・センターで事前に済ませている。
よく見たら前屈と開脚の柔軟性のテスト。初めて見る光景で新鮮。
チーム関係者の席に人が集まる。
ウォームアップの後にいよいよ本格的な測定の開始。最初の種目は、注目度が(最も?)高い40ヤード走。選手たちが説明を受けている様子。
記念すべきこの日の第一走者。
DTの1番目でなくメンバー表に載っていないLSのAdomits選手でした。
STは翌日(3/6日)だけど、測定系は先に済ませておくのか。
この40yds走は、4.97秒。
この日のコンバインの最注目は、ジョージア大のDTジョーダン・デイビス
周りの観客も注目度を知っているのか携帯で動画に撮っている人が多かった。
体重341ポンド(≒155kg)で4.78秒と体格から信じれない速さ。
40ヤード走は2回走れるが、2回目を走る選手はほんの一部。
終わるとすぐに次の種目と手際よく進む。
試合と違って、観客は静かで、特に40ヤード走を走り終えると観客が拍手したりと測定会という雰囲気。40ヤード走のタイムがアナウンスされて、速いと(それこそデイビス)「おお!」という驚きのリアクションがあり、新鮮に感じる。
気がついたら、デイビスのドリルばかり動画に撮っていた。
第1グループ(DT)の測定が数種目終わると次の第2グループ(DE)の選手たちがやってきた。フィールドは、まだ第1グループが使っているので、先にフィールド端で行う垂直跳びなどを測定していた。
DEの40ヤード走が始まる。
ドラフト1位候補と言われているミシガン大のハッチソン。
記録は、4.74秒
オレゴンの5番ことThibodeaux。
記録は、4.58秒
速すぎる。40ヤード走以外の種目はやっていなかった様子。
DLでも5秒を切る選手がほとんどで、NFLドラフト候補生の身体能力に驚くばかり。
各種ドリルもDEは、動きが速い。
ジョージア大のエッジのウォーカー。
DEの測定を行なっている中、第3グループのLBがフィールドに来て、各自横になって休んだり、ストレッチしたりとリラックスした様子。
40ヤード走に集まるLB達。
この日の再注目は、巨漢とは思えない素早い動きを見せたジョーダン・テイビス(5番)。測定後、インタビューを受けに移動中。
測定種目を変えるときにスタッフがダミーなどを用意する手際が速するのに関心してしまった。
TV中継席にいるミスター40ヤードことリッチ・アイゼン
ラポポこと速報ニュースを提供してくれるイアン・ラポポートの中継席。
デジカメでスティーラーズのボックス席を撮ってみたが、トムリンはここにはいなさそう。暗いから分かりづらい。隣のチーフスでは安西先生ことアンディー・リードは分かった。
DLのポジションドリルは行わないので、1人で黙々と測定を続けるLSのAdomits選手。
グランド整備は、試合では見れない光景。
本日のスタじゃなくてコン飯。LBが測定を開始することは、日が暮れていたので、席が空いてきて、↓のバーガーを買う際に席を移動。
15時開場、16時から第1グループ(DT)の測定が始まり、21時近くになったこともあり、LBの測定の途中で退散することに。
今回は、DLとLBのみの見学であったが、数字や動画はネットで今まで見ていたけど、実際に自分の目で見てNFLドラフト候補生(カレッジトップクラス選手) の身体能力の高さに改めて驚いた。
試合の時に必要性は感じないけど、双眼鏡を持って来ればよかった。
スタッフの対応が試合より親切でよかった感じがした。帰る時も「もう帰るの?」の声をかけられたりした。
コンバイン見学後は、スーパーボウルのトロフィーなどが展示されていて、帰り際に立ち寄り。
歴代のスーパーボウルリング。
ロンバルディトロフィー
ウォルターペイトン賞のトロフィー
ルーカスオイル・スタジアムとは、2022レギュラーシーズンが始まるまでしばしのお別れ。
この後、インディアナポリス郊外のホテルに泊まり、翌日に家まで帰りました。
ドラフト候補生の理解を深める事が出来たのは良かった。今日見た選手達がどの順位でドラフトされるかにも注目。
試合とは違うイベントで面白い点があり、もし来年もインディアナポリスで開催されるなら、また行ってみたいと思っています。
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