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ガウディが呉に住んでいる?って、どういうこと?

広島の町と呉の町は規模が違うだけで~
地形は同じ構造なのだ
三方を山に囲まれ南に海が広がっている

だから、広島も呉も山肌に家屋が密集して
埋め尽くしている

山と海に囲まれた中洲にはビルが密集し・・・
ところが決定的な違いがある!

それが・・・

広島の山肌は道路が整備された分譲地に
家屋が密集しているので無機質に整然と並び建つので
まるでコンピュータの集積回路のようで無味乾燥と
面白みに欠ける

ところが呉の山肌は違う
ここに家を建てると気持ちいいだろうな~と
見晴らしのいい処に家がある
また、ここでも工夫すれば家ぐらい建つよという処に
家が建っている

つまり呉の山肌には人間の感情が渦巻いた
有機的な空間が並んである
だからガウディの大聖堂のような
有機的な空間が生き物のように広がり
その空間と空間の間を人間でいえば
血管のように植物で言えば葉脈のような
迷路で複雑につながっている

慣れないものは、この小径の先が
どこに繋がっているのかさえ
予測がつかない

そんな迷路を歩くのは実に楽しい
どんでもない「あれ?」という空間に飛び出す
こんな巨大で人間味あふれる迷路なんて
世界のどこにもない
この迷路を歩くだけで大人の遊び心が
煮えたぎってしまうのだ

確かに合理的で効率を追求する
今日の生活スタイルとはかけ離れている
無理や無駄だらけなのだけど
だからといって時代に取り残された
空間ではない

行き過ぎた合理主義や効率主義を
振り返る時が必ずやってくる
そんな時に寛ぎを存分に味あわせてくれる
近未来の大人の散歩道なのだ

勘のいい方は、もう、おわかりだろう
1泊2日で遊びに来るところではない
せめて1か月単位で実際に住んでみて初めて
大人の遊び場が堪能できる空間なのだ

でも、それには、ところどころに実際に
大人が憩いで寛げるスポットを作る必要がある

アマルフィ・プロジェクトとは
そんな大人が夢見て遊ぶプロジェクトなのだ

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